FX「トランプ連続威嚇あるもメキシコ金融市場は好調」メキシコペソ見通し

テクニカル分析

ボリバン上限で小動き。5月、6月連続陽線。7月もここまで陽線

　日足、ボリバン上位で膠着。7月15日-16日の上昇ラインがサポート。7月15日-16日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、ボリバン2σ上限。雲中へ。6月30日週-7月7日週の上昇ラインがサポート。24年7月8日週-25年7月7日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
　月足、4月は下ヒゲ出し5月、6月は連続陽線。7月もここまで陽線。ボリバン中位へ向う。5月-6月の上昇ラインがサポート。24年5月-6月の下降ラインを上抜く。5か月線上向き、20か月線下向き。
　年足、2024年は4年振り対円で年足が陰線。今年は5月以降円と大接戦。現在はペソが円を上回る。23年-24年の上昇ラインを下抜く。21年-22年の上昇ラインがサポート。

(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

メキシコ、カナダと貿易協力強化で合意

　シェインバウム大統領は、カナダのカーニー首相と電話会談し、8月1日に発効するトランプ米政権の関税措置を踏まえ、貿易協力を強化することで合意したと明らかにした。 両国が米国との交渉で取っている戦略について協議したとも明らかにした。
さらに、メキシコの実業家カルロス・スリム氏ら経済界首脳とこのほど会談し、関税について協議したとし、メキシコ企業が米国で計画している投資について明確に提示することで、当該企業が関税交渉に参加できるようにすることを提案したと述べた。