外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年10月3日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼2日(木)の為替相場
(1):豪貿易収支 金の輸出が大幅減
(2):内田日銀副総裁 10月利上げに関する発言なし
(3):米チャレンジャー 労働市場の停滞示唆

▼2日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:日銀総裁の発言次第/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

2日(木)の為替相場

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期間:2日(木)午前6時10分~3日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪貿易収支 金の輸出が大幅減

豪8月貿易収支は18.25億豪ドルの黒字となり、黒字額は市場予想(62.00億豪ドル)を大幅に下回った。金(ゴールド)の輸出が前月比-47.2%と急激に減少したことなどから黒字が縮小した。

(2):内田日銀副総裁 10月利上げに関する発言なし

日銀の内田副総裁は、9月日銀短観の結果を受けて「企業の景況感は全体として良好な水準」と評価。その上で、今後の金融政策については「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と日銀の姿勢を説明した。一方で、リスク要因として米国の関税政策の影響を挙げ、「海外の経済・物価動向を巡る不確実性は高い状況が続いている」とあらためて指摘。市場が関心を寄せていた10月利上げに関する手掛かりは示さなかった。

(3):米チャレンジャー 労働市場の停滞示唆

米9月チャレンジャー人員削減数(解雇計画数)は5.4万件と前月の8.6万件より少なく、前年比では-25.8%の大幅減となった。一方、雇用計画数(採用計画数)も前年比で大幅に減少しており、米企業が解雇を手控えつつ、採用も抑制していることが浮き彫りになった。

2日(木)の株・債券・商品市場

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