この記事は2025年10月29日に「CAR and DRIVER」で公開された「ダイハツ・ロッキーのSUBARU版のレックスに4WDモデルを設定」を一部編集し、転載したものです。
SUBARUがコンパクトSUVのレックスに、路面状況に応じて前後輪の駆動力を自動制御する「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用した4WDモデルをラインアップ。パワートレインにはレックスとして初となる燃費性能と走りの愉しさを実現した1KR-VET型1.0Lターボエンジンを搭載
SUBARUは2025年10月16日、小型SUVのレックス(REX)の4WDモデルを発表した。
車種展開は以下の通り。
G 4WD:218万7900円
Z 4WD:251万1300円
ダイハツからOEM供給を受ける、ロッキーをベースとしたコンパクトSUVのレックスは従来、WA-VE型1196cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力87ps/6000rpm、最大トルク11.5kg・m/4500rpm)+7速シーケンシャルシフト付CVTを搭載した2WDモデルと、WA-VEX型1196cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力82ps/5600rpm、最大トルク10.7kg・m/3200~5200rpm)+E1A型フロントモーター(最高出力78kW/4372~6329rpm、最大トルク170Nm/0~4372rpm)+リチウムイオン電池(容量4.3Ah)で構成するe-SMART HYBRIDを搭載した2WDモデルを設定していたが、今回、現行レックスとして初めて4WDモデルをラインアップする。
パワートレインには、1KR-VET型996cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付ターボエンジン(98ps/6000rpm、14.3㎏・m/2400~4000rpm)に、7速シーケンシャルシフト付のCVTを組み合わせて搭載。駆動機構には路面状況に応じて前後輪の駆動力を自動制御する「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用し、通常の走行時は前輪駆動で燃費に優れた走りを実現するとともに、発進時や滑りやすい路面の走行時には後輪に最適な駆動力を配分して、安定した走行性能を発揮するようセッティングした。
装備面では基本的に既存の2WDモデルのZおよびGグレードに準拠。上級仕様のZ 4WDグレードはオートレベライザー付LEDヘッドランプ&LEDクリアランスランプ(メッキ加飾付)/LEDシーケンシャルターンランプ/LEDライナー/LEDフォグランプやメッキドアハンドル、切削+ブラック塗装17インチアルミホイール(タイヤは195/60R17サイズ)、本革巻(シルバー加飾付)ステアリングホイール、本革巻シフトノブ、ソフトレザー調パッド付ドアアームレスト(運転席・助手席)、フルファブリック表皮シート(前席赤パイピング付)/運転席&助手席シートヒーター、フロントワイパーデアイサー、ヒーテッドドアミラー、室内補助ヒーターなどを標準で配備している。
(提供:CAR and DRIVER)