この記事は2025年12月5日に「CAR and DRIVER」で公開された「現行アルピーヌA110の最後の日本オリジナル限定車「A110 BLEU ALPINE EDITION」が登場」を一部編集し、転載したものです。
アルピーヌがブランドを象徴する「ブルー アルピーヌM」のボディカラーを纏った日本オリジナル限定車「A110 BLEU ALPINE EDITION」の受注を開始。車種展開はA110/A110 GTS/A110 R 70の3モデルで構成。販売台数はアルピーヌ創立70周年にちなんで計70台限定
アルピーヌ・ジャポンは2025年11月27日、ミッドシップスポーツ「A110」に日本オリジナル限定車の「A110 BLEU ALPINE EDITION(ブルー アルピーヌ エディション)」を設定し、同日より全国のアルピーヌ正規販売店にて受注を開始した。
車種展開および販売台数は以下の通り。
A110 BLEU ALPINE EDITION:999万円(販売台数30台)
A110 GTS BLEU ALPINE EDITION:1200万円(販売台数30台)
A110 R 70 BLEU ALPINE EDITION:1850万円(販売台数10台)
今回設定したA110 BLEU ALPINE EDITIONは、現行のA110最後の日本オリジナル限定車に位置。アルピーヌ・ブランドを象徴する「ブルー アルピーヌM」のボディカラーを纏ったうえで、装備アイテムの拡充を図ったことが特徴である。
まずA110 BLEU ALPINE EDITIONは、足もとに18インチアロイホイール(ブラック)GRAND PRIXとレッドブレーキキャリパーを装着。内装にはマットカーボン/アルミ/ブラックレザーインテリア(ブルーステッチ)を採用し、合わせてSabelt製スポーツシート(ブラックレザー/ブルーステッチ、シートヒーター付リクライニングシート)や助手席アルミフットレスト、収納ボックスを配備した。パワートレインには1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(最高出力252ps/6000rpm、最大トルク320Nm/2000rpm)+7速DCTを搭載している。
次にA110 GTS BLEU ALPINE EDITIONは、足もとに18インチアロイホイール(2トーン)GT RACEとブルーブレーキキャリパーを装備。内装はGTS専用マイクロファイバーインテリア(ダッシュボード、ドアパネル)を基調に、Sabelt製スポーツシート(グレーレザー/グレーステッチ、シートヒーター付リクライニングシート)や助手席アルミフットレスト、収納ボックス、専用フロアマットを組み込んだ。パワートレインには1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(最高出力300ps/6300rpm、最大トルク340Nm/2400rpm)+7速DCTを搭載している。
そしてA110 R 70 BLEU ALPINE EDITIONは、足もとに18インチカーボンホイール(前後同形デザイン)とブルーブレーキキャリパーを装着。内装はR 70専用マイクロファイバーインテリア(ルーフトリム、ステアリング、ダッシュボード、センターコンソール、ドアパネル)を採用するとともに、Sabelt製軽量フルカーボンモノコックバケットシート(ブルーアルカンターラ/ブルーステッチインテリア)や専用フロアマット、ドライブレコーダー機能付デジタルミラーを特別装備する。さらに、R専用アクラポヴィッチ製チタンエキゾーストを標準で配備した。パワートレインには1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(最高出力300ps/6300rpm、最大トルク340Nm/2400rpm)+7速DCTを搭載している。
なお、アルピーヌ・ジャポンは2026年6月をもってガソリンエンジンを搭載した現行アルピーヌモデルの生産が終了となることを受け、日本におけるアルピーヌモデルの受注を2026年3月31日で終了するとアナウンス。カスタマイズプログラムのアトリエアルピーヌの受注も同日に終了するという。
(提供:CAR and DRIVER)