この記事は2025年12月15日に「CAR and DRIVER」で公開された「マツダCX-3が市場からの要請や販売状況に即して仕様と車種展開を刷新」を一部編集し、転載したものです。
マツダがコンパクトSUVのCX-3を仕様変更。一部機能装備のバージョンアップを実施するとともに、ガソリンモデルを「15S Urban Dresser Ⅱ」、ディーゼルモデルを「XD Vivid Monotone Ⅱ」の2種類に集約
マツダは2025年12月11日、コンパクトSUVのCX-3を仕様変更し、同日より予約受注を開始した。発売は本年12月下旬を予定する。
車種展開は以下の通り。
■SKYACTIV-G1.5車
15S Urban Dresser Ⅱ 2WD:270万4900円
15S Urban Dresser Ⅱ 4WD:294万6900円
■SKYACTIV-D1.8車
XD Vivid Monotone Ⅱ 2WD:331万5400円
XD Vivid Monotone Ⅱ 4WD:355万7400円
なお、従来設定していた15S Touring、15S Vivid Monotone、XD Touringはカタログから外れている。
今回の変更は、市場からの要請や販売状況に即して、一部機能装備の拡充を図るとともに車種展開を集約化したことが特徴である。
まずガソリンモデルは、「15S Urban Dresser Ⅱ(イチゴーエス アーバン ドレッサー ツー)」の1機種に集約。装備面では、従来の人気アイテムであるアダプティブLEDヘッドライト(ALH)と自動防眩ルームミラーを標準装備化した。
次にディーゼルモデルは、「XD Vivid Monotone Ⅱ(クロスディー ビビッド モノトーン ツー)」に1本化。装備面では、スーパーUVカットガラス(フロントドア)およびIRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)を新たに採用したうえで、従来設定していたステアリングシフトスイッチ、LEDフロントフォグランプ、運転席10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能は廃止した。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、ガソリンモデルに“SKYACTIV-G 1.5”P5-VPS型1496cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(最高出力111ps/6000rpm、最大トルク14.7kg・m/4000rpm)+6EC-ATを、ディーゼルモデルに“SKYACTIV-D 1.8”S8-DPTS型1756cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力130ps/4000rpm、最大トルク27.5kg・m/1600~2600rpm)+6EC-ATを搭載。駆動システムはそれぞれ2WD(FF)と4WDを設定している。
(提供:CAR and DRIVER)