24時間変動する株式市場に合わせて、スマホなどのモバイルを用いて取引を行う人が増えている。ネット証券各社もそのような需要に合わせ、スマホからの取引をより簡単にするアプリの開発に余念がない。スマホ取引に適したネット証券のランキング、またそれぞれのアプリにはどのような機能があるのかについてご紹介したい。
スマホでの取引に適したネット証券ランキングは、1位:SBI証券、2位:カブドットコム証券、3位:楽天証券、4位:GMOクリック証券、5位:マネックス証券、6位:松井証券となっている。これらのネット証券が提供しているスマホアプリの機能は上記の表のとおり。それぞれ、どのような特徴があるのか詳しく見てみよう。
SBI証券
スワイプするだけでマーケット総括やニュース・ランキングなどの画面が切り替えでき、スマホを使いこなすユーザーにとって非常に使いやすのが、SBI証券のスマホアプリ「HYPER株アプリ」だ。
注文を行う際も、タップ1回、もしくは2回で実行できるので、スピード注文がしたいユーザーや忙しいビジネスマンにも利用しやすいアプリと言えよう。
カブドットコム証券
iPhone版とAndroid版だけでなく、iPad版が用意されているので、特にMacユーザーに嬉しいアプリと言えるのが、カブドットコム証券の「kabu.com for iPhone/Android」と、「kabu smart™」。
個人投資家にとってはうれしい専門アナリストの予想や分析などの情報系の機能も充実していることも、スマホユーザーにとって使いやすいのではないだろうか。
楽天証券
楽天証券のアプリ「iSPEED for iPhone/Android」も、iPhone版とAndroid版のほかにiPad版も用意されており、Macユーザーにとって利用しやすいものとなっている。
取引が簡単に行えることも魅力であるが、国内株式市場や為替、アジアやアメリカの動向など、各自興味のある分野別のニュース配信が選べることも大きな魅力だ。
アプリ内から資金の入出処理を行える機能も、使い始めると非常に便利で手放せない機能の一つとなっている。
GMOクリック証券
パソコンとは異なり小さな画面で見ることを考慮して、必要な情報や一度に表示できるチャートなどを見やすさ重視で絞ったのがGMOクリック証券のスマホアプリ「株roid」など全般に言える特徴だ。
一度に見られる情報を絞ってはいるものの、内容に関してはパソコンと遜色がないように構成されているのも特筆に値する。
日に何度もアクセスするユーザーにとっては、ログイン方式などを選択できるシステムなどを考えると、使っていてストレスの少ないアプリと言うことができよう。
マネックス証券
iPhone版とAndroid版だけでなく、iPad版も用意されており、全てのタイプで取引まで完全に対応しているのが、「マネックストレーダー」をはじめとするマネックス証券のアプリだ。
ポートフォリオ管理や、取引や利用法におけるアドバイスも受けられ、マルチな働きを見せるアプリの代表ともいえよう。
松井証券
海外指標やチャートなど、パソコンと同等の機能が充実している松井証券のスマホアプリは、スピード注文にも強く、日に何度もアクセスするアクティブな投資家たちを満足させることができるものとなっている。
「株touch」はiPhoneとAndroid版だけでなく、iPad版やiPod touch版も用意されているのも、全方位向けのアプリと言えよう。
上記に挙げたものは、楽天証券以外の全てのアプリはログインが必要なので、利用時には口座を開設することが必須となっている。また、楽天証券のアプリも口座がないままでは詳しい情報やランキングを閲覧できないので、より多くの情報を入手したい方は開設するとよいだろう。気軽に始めることができるのも、スマホアプリの嬉しいポイントと言えよう。
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