（写真= August Home Inc.HPより）
スマホでエアコンや洗濯機といった家電製品を操作できる。そんな感覚で扉の鍵も開閉できる企業が投資先として取り上げられた。KDDI <9433> が3月30日、グローバル・ブレインと共同で運営する投資ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて、スマートロックを提供する、August Home, Inc.（August 社）への出資することを発表したのだ。
スマートロックは、スマートフォンを操作して開閉できる鍵で、米国に拠点を置くAugust社が製造販売を行っている。同社が提供するスマートロック「August Smart Lock」は、2014年10月から、米国内のアップルストアでも販売されているとのことだ。ほかにの、WiFi 経由でスマートロックを遠隔で操作したり、ほかのスマート家電との連携を可能にする「August Connect」の展開も進めている。
発表によれば、スマートロックは欧米で普及が進んでおり、オフィスビルや住宅だけではなく、ホテルなどで需要の拡大が期待されている。また、August 社の製品がインテリアとしても優れていることからKDDIは有望なスタートアップであると判断し、資本提携を行ったとのことだ。（ZUU online 編集部）
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