大手ポータルサイトを運営するヤフー <4689> は5月20日、情報処理サービス、情報提供サービスを行う子会社2社を吸収合併することを明らかにし、事業の整理統合や経営の効率化をいっそう推進する姿勢を改めて示した。

今回、ヤフーによって子会社化されるのは、インターネットを利用した求職者情報の提供・情報処理サービス業を行うインディバルとダイニ。両社とももともと、ヤフーの100%子会社だったが、このほど、ヤフー本体に統合することで経営の効率化が図られる見通しだ。

吸収合併されるインディバルについては、主にインターネットにおける求人事業を推進してきたが、このほど2015年3月31日付けで会社分割を実施。運営してきた求人事業に関する権利義務は、存続会社となるヤフーに承継される。

また、ダイニは2012年7月に、「Yahoo!知恵袋」といったサービスの強化などを目的に設立された会社で、ヤフーグループおメディア事業の一体的で、効果的な事業展開を図るために、今回の吸収合併が実施される。

ヤフーと両子会社の吸収合併の効力発生は、いずれも、7月1日となる見通しだ。(ZUU online 編集部)

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