東電Tポイント
(写真=プレスリリースより)

東京電力 <9501> は5月20日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と業務提携契約を締結したと発表した。CCCの共通ポイントサービス「Tポイント」を電気料金の支払いなどに応じて付与するサービスを始める。東電はロイヤルマーケティングが展開する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」との連携をすでに発表している。

東電は、現在同社が提供している無料会員サイト「でんき家計簿」を進化させた「暮らしのプラットフォーム(仮称)」を開設する予定。この中で利用者に「Tポイント」か「ポンタ」を選択してもらい、電気の契約や使用料の支払いなどの利用に応じて、ポイントが貯まるサービスを2016年1月以降に開始する。

発表資料によると、「Tポイント」には122社35万店、「ポンタ」では79社2万3000店舗の提携事業者がいるという。

2016年4月の電力小売りの全面自由化を機に家庭でも電力会社を選べるようになるため、競争の激化が予想されている。東電は携帯大手のソフトバンクなどとも連携の協議を進めるなど異業種との連携を深めており、サービスを拡充することで顧客の囲い込みや営業力の強化を狙う。(ZUU online 編集部)

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