6月の株主優待銘柄 定番の制度に加え特徴のある優待も
東証1部上場銘柄でみると6月決算銘柄は僅かしかありませんが、6月は3月決算企業に次いで数が多い12月決算企業の中間決算期に当たることから優待銘柄を比較的多く探すことができます。このためクオカードに加え、お米や自社製品、優待券といった定番の株主優待制度が一通り揃っています。
そしてこうした定番のほかに特徴のある制度も幾つかみつけることができます。例えば、スタジオアリス <2305> では株主写真撮影券が、日置電機 <6866> では信州のりんごが優待品となっています。なお、6月末に権利が確定する銘柄の権利付き最終売買日は6月25日ですが、キングジム <7962> のように20日に権利が確定する銘柄の最終売買日は16日となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク】
大相場ではテクニカルは無益
値下がり局面は長期的な投資妙味あり
非農業部門雇用者数以外にも注目
ハンセン指数、強弱混じる材料で一進一退か IPOラッシュで需給悪化が懸念
やっと、春到来?