増益を続ける高配当利回り銘柄は
3月期決算企業の本決算発表も終わりましたが、日本経済新聞の集計によると2015年3月期は6%の増益だったようです。
こうしたなか連続での増益を続ける企業も少なくありません。そこで今回は前期まで5期連続で増益を続け、さらに今期も増益が見込まれる銘柄のなかから配当利回りが2%以上のものをピックアップしてみました。
そのなかでも配当利回りが3%を超えるのが、蔵王産業 <9986> や共立印刷 <7838> 、大東建託 <1878> 、アルゴグラフィックス <7595> 、NSW <9739> 、兼松エレクトロニクス <8096> などで、蔵王産業は4%近い配当利回りとなっています。
また、配当利回りが3%台前半の大東建託と兼松エレクトロニクスでは前期に続いて今期も最高益の更新が見込まれています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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