情報セキュリティ
(写真=PIXTA)

大日本印刷 <7912> は6月11日、イギリスの印刷会社デラルー社とセキュリティソリューション分野で業務提携に合意した、と発表した。今後、新偽造防止技術を共同で開発していく。

デラルー社は1821年設立。紙幣やパスポート、運転免許証などでセキュリティ製品を手がけており、特に紙幣分野では150カ国以上に採用されるなど世界のトップシェアを持つという。

近年、個人情報や企業の重要情報などの情報の取り扱いについて、セキュリティのニーズが高まっていることから、両社の技術を合わせることでさらに取り組みを強化させる考え。

大日本印刷の偽造防止技術とデラルー社のセキュリティ印刷技術を融合した技術をグルーバル市場で展開する。第一弾として、大日本印刷は「リップマンホログラム」、「エンボスホログラム」などのセキュリティ製品をデラルー社に供給し、海外のセキュリティ市場に参入する。(ZUU online 編集部)

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