富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)、富士通総研、AIZACは1日、革新的な商品開発や事業創出を具体化する新しい仕組み「クラウデッド・イノベーションフィールド」を構築したと発表した。
この仕組みの活用の第一弾として、和歌山大学の天野敏之准教授が開発した「プロジェクタとカメラを用いた見かけの操作技術」のビジネス化アイデア・コンテストを実施する。実施に先立ちAIZACの運営するクラウドファンディングサイト「MONOFunding(モノファンディング)」上で、アイデアの公募を開始した。
「クラウデッド・イノベーションフィールド」は、2つのクラウド活動と3つの場をつなぎ、イノベーティブなビジネス創出を支援する事業創出プラットフォーム。事業オーナー、アイデア保有者、技術所有者を、「ひらめき創出」、「市場評価」、「事業検証」の3つの「場」でつなぎ、アイデア面を支援するクラウドソーシング、資金面を支援するクラウドファンディングを活用し、連続的に利用できる。
具体的には、閲覧者からのソーシャルシグナル(Facebookにおける「いいね」、twitterの「ツイート」、コメントなど)の量と質を審査項目の一つとして設定し、主催側の審査と組み合わせ、公平性の高いアイデア・コンテストとして推進する。(ZUU online 編集部)