6.エイチ・アイ・エス <9603>

世界遺産登録後、本業の旅行業への波及効果も去ることながら、長崎で運営するハウステンボスと世界遺産施設をセットにして、高い集客効果が見込める。

7.三越伊勢丹HD <3099>

九州観光の空の玄関口ともなる福岡空港で、2016年4月1日に空港型免税店をオープンする予定。2014年の福岡空港と博多港の外国人入国者が120万人を超え、増加傾向が続いており、免税店の出店で商機を拡大する。

8.井筒屋 <8260>

北九州を地盤とする老舗百貨店で、創業80年を迎えた。明治日本の産業革命遺産がある福岡と山口両県に店舗を構え、観光客の土産物の購入の需要を上手く取り込むことができれば、世界遺産登録の恩恵が期待できるだろう。

9.ワイエスフード <3358>

観光客の来県によって宿泊や交通移動の需要が喚起されるとともに、地元の飲食店街にとってもビジネスチャンスが訪れる。九州の名物でもあるラーメン店チェーン「山川屋」「ばさらか」「一康流ラーメン」などを経営。

10.Mr.MAX <8203>

世界遺産登録後、まずは日本人観光客の増加が見込まれるが、その後外国人観光客も増えていけば、ディスカウントショップにも商機が生まれる。福岡市を拠点に家庭用電気製品、日用雑貨、衣料などを取り扱う。

11.コスモス薬品 <3349>

中国人観光客に代表される「爆買い」で需要が高いドラッグストアも経済波及効果が大きい。コスモス薬品は日本で初めて小商圏をターゲットとしたメガドラッグストアを展開するビジネスモデルで成長を続けている。(ZUU online )