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(写真=PIXTA)

日本経済新聞の集計によると2015年3月期は金融危機前の最高益だった2008年3月期を上回り7年ぶりに最高益を更新したとのことです。

円安を追い風に北米などでの海外需要を取り込んだ自動車や電機が大きく利益を伸ばしたほか、構造改革の効果もあって稼ぐ力が高まっているとしています。そして今期も増益が見込まれ2期連続で最高益となる見通しだとしています。

このように上場企業の利益が最高となるなか、昨日は業績の回復で2年ぶりに最高益更新が期待される銘柄を取り上げましたが、今回は3-5年ぶりに最高益の更新が見込まれるものをピックアップしてみました。

例えば3年ぶりに最高益更新が予想される銘柄にはANAホールディングス <9202> などが、そして4年ぶりには岩谷産業 <8088> などが、さらに5年ぶりには三菱ケミカルホールディングス <4188> などがあります。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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