業種別リターン

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香港ハンセン指数採用銘柄 週間騰落率ランキング

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◆上昇

金沙中国(サンズ・チャイナ、ホテル・レストラン、1928)は2015年4-6月期決算が市場予想を上回ったことが好感され、週間で5%超上昇しました。

また、週間で3%近く上昇した中国移動(チャイナ・モバイル、無線通信サービス、0941)は週前半に6月の第3世代(3G)・第4世代(4G)携帯電話の加入者の純増数が前月より大幅に拡大したことが好感されて上昇したものの、政府の意向を受けた管理職を中心に年収の引き下げ案が伝わったことで、コスト削減よりもむしろ士気低下や生産性低下などの懸念から週後半に売りが優勢となりました。

さらに、電能実業(パワー・アセッツ・ホールディング、電力、0006)は15年6月中間決算の94%減益にも拘らず、週間で1%値上がりしました。

◆下落

先週の香港市場の取引が閑散となったことから収益悪化懸念が燻る中、香港交易及結算所(香港証券取、各種金融サービス、0388)が週間で6%超続落しました。

また、聯想集団(レノボ・グループ、コンピュータ・周辺機器、0992)も4%超値下がりしました。さらに、国際原油価格が下落したことから、中国海洋石油(CNOOC、石油・ガス・消耗燃、0883)が軟調に推移しました。


先週発表された主な経済指標

◆7月24日 Caixin中国製造業PMI 7月 48.2 市場予想 49.7 前月 49.4

中国大手メデイア・財新メディア(Caixin Media)は6月30日、英HSBC社から引き継いで、英調査会社マークイット(Markit)が集計している中国の製造・非製造業購買担当者景気指数(PMI)のスポンサーになったことを発表しました。

7月のCaixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.2と前月の49.4より悪化し、49.7を見込んでいた市場予想を大幅に下回りました。

内訳をみると、雇用(46.8→47.4)は小幅に改善した一方、新規受注(50.3→48.1)や生産(50→47.3)、輸入価格(48.2→44.4)はそろって大幅に悪化しました。

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