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(写真=PIXTA)

先月から3月期決算企業の第1四半期決算発表がスタートしていますが、決算を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられます。

そこで今回は決算の集計速報PART3で取り上げた7月31日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に証券会社が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかで複数の証券会社が目標株価を引き上げたのが三井化学 <4183> やアステラス製薬 <4503> 、村田製作所 <6981> で、決算後に米アップル株(AAPL)の下落を受けて株価が大きく下げる場面がみられた村田製作所ですが、3社の証券会社が決算後に目標株価を引き上げています。

また、村田製作所と同様にアップル関連として株価が軟調となる場面があった日東電工 <6988> も1社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に証券会社が目標株価を引き上げた主な銘柄


もう一つの投資のヒント

◆週明けの決算発表スケジュールは

3月期決算企業の第1四半期決算が本格化しています。週明けはリクルートホールホールディングス <6098> や第一生命保険 <8750> などが決算を発表する予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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