人気ゲームとコラボ賃貸、苦戦物件の起爆剤に

(写真=PIXTA)

朝日リビング（大阪府大阪市）は、MAGES．（メージス、東京都中央区）とコラボレーションし、人気ゲーム「STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）」の世界観をコンセプトにリノベーションした、公式コラボ賃貸ルームを発表した。東京・秋葉原と神戸で、８月中、コンセプトリノベ賃貸の展示会も行っている。

「シュタインズ・ゲート」は、2009年発売、シリーズ累計で70万本突破のメガヒットを記録した科学アドベンチャーゲーム。今回の展示では、ゲームに登場するアイテムを描いた壁紙や、理系男子をイメージしたシャープな雰囲気のインテリアで、ゲームの世界観を再現した。

展示されたモデルルームを見て、実際に住みたいとの要望があれば、入居希望者と中古物件とのマッチングを実施。そこで選んだ物件をコンセプト通りにリノベーションし、工事費用は物件オーナーが負担、入居希望者には家賃のみで賃貸する。

また、所有する賃貸物件に付加価値をつけたいオーナーの要望にも対応。該当物件の工事費用を負担してもらい、コンセプトルームへリノベーションし、空室対策などに役立ててもらう。「コアなターゲットへ訴求するコンセプト賃貸は、苦戦物件の起爆剤になると考えています」（齊藤新社長）(提供: リフォーム産業新聞 8月4日掲載)

【関連記事】
・ 【インタビュー】フレッシュハウス、2020年への大きな課題は"保証"
・ 【インタビュー】カチタス、2020年には170万戸が軒並み築30年
・ 2020年は「省エネ」「設備更新」「リノベ」に期待
・ 2020年、「中古住宅」「リノベ」への理解が進み改修が当たり前に
・ 【インタビュー】ベツダイ、中古住宅とリフォームのワンストップ「RE住む」拡大