(写真=PIXTA)
先月下旬からスタートした3月期決算企業の第1四半期決算も終盤に入り、TOPIX500採用銘柄でみると一昨日には決算が出尽くしました。
こうしたなか決算を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられますが、今回は決算の集計速報最終版で取り上げた8月6日から12日にかけて決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に2社以上の証券会社が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価を引き上げが多かったのがスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> やマツモトキヨシホールディングス <3088> で、スクウェア・エニックス・ホールディングスでは5社が、マツモトキヨシホールディングスでは4社が目標株価を引き上げています。また、リゾートトラスト <4681> と第一生命保険 <8750> では3社が目標株価を引き上げています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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