国際経済フォーラムの「旅行・観光競争力レポート2015」がこのほど発表された。そのなかから「最も旅費の高い国ベスト10」を紹介しよう。
この調査は、世界141カ国を対象に「国際航空サービスの税金および空港使用料」「高級ホテルの標準的客室の宿泊費水準」「相対的購買力平価」「燃料価格水準」の4つの観点からドル換算で集計したものだ。予算に限りのある旅行者にとって、固定費はなるべく抑えたいところ。今後の旅行の参考にぜひお読みいただきたい。
第10位 フランス 669ドル
旅費の高い国1位と発表されたのは、日本と時差がほとんどなく、温暖な気候とダイナミックな自然が魅力のオーストラリア。宿泊費と燃料費は平均並みでありながら、物価がアメリカの実に1.5倍とされ、発券税・空港使用料も高めであることから今回のレポートでは第1位となった。