為替リスクを防ぐための特約もある

保険会社や商品にもよるが、このような年金受け取り時の為替リスクを防ぐために、いくつか特約が設けられている場合がある。例えば、

  • 年金受け取り時の為替が良くない場合、一定期間外貨として年金原資を据え置く
  • あらかじめ決めた目標額を達成した段階で、すぐに外貨から円貨に交換し、円で利益を確定させる

などである。これらの特約には、別途手数料がかかることもあり注意が必要だが、外貨建ての個人年金保険を選ぶ場合は、為替リスクを減らすことができる特約がつけられるかどうか、という点についてもぜひ注目していただきたい。

手数料などのコストにも注意

さらに、加入時や解約時、保有中に発生するコストについても忘れてはならない。保険料を支払うときは円貨から外貨へ交換し、年金を受け取るときは原資を外貨から円貨に交換するために、円貨の保険に比べて為替手数料がかかってしまう。また、他の保険同様、中途解約した場合は元本割れを起こすリスクがある。

外貨建て個人年金保険は、高い利回りというメリットに目が行きがちだが、その分為替リスクやコストが高くなる。円貨建ての保険商品や外貨建ての債券など、その他の金融資産ともよく比較した上で購入を検討することが大切だ。(ZUU online 編集部)