ファッションショーにて
(ガーナのファッションショー)

チョコだけじゃない、 日本人女性起業家が見たリアルなガーナ(7)

日本企業の東南アジア市場進出が珍しくなくなった現在でも、日本企業がほとんど踏み出さない地がある。それが最後のフロンティア「アフリカ」。まだまだ貧しい小さな市場で、リスクを犯してまで進出する価値がないと判断する日本企業が多いのが実情だろう。果たしてそれは真実だろうか?

オランダのビジネススクール卒業後、企業のバックアップなしに飛び込み、ガーナ初のオンラインファッションストアを設立した日本人女性起業家が、正攻法ではいかないからこそ、中小企業にもチャンスがあるアフリカビジネス最前線の模様と共にガーナの現状をお伝えします。

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ガーナのファッション事情

ガーナを訪れた人の目を奪う、鮮やかなプリントに身を包んだ女性たち。すっと長い手足と褐色の肌に、よく映えるアフリカン・ファブリックで仕立てた衣装をまとう。マーケットでカラフルなプリント布を購入し、オーダーメイドの服を作る文化は、ガーナだけでなく、西アフリカ一帯でよく見られる。

マーメイドラインのロングスカートの裾にフリルを施したり、生地をアシンメトリーに配置してみたり、別の生地を組み合わせたり、自分で考えてオーダーするオンリーワンの衣装だ。ファッションデザイナーになりたいと願う女の子は多く、ガーナ市内には、西アフリカから生徒が集まってくる服飾専門学校も存在する。

新鋭デザイナーと
(ガーナの新鋭デザイナーと筆者)

仕立て代は、テーラーによってまちまちだが、町中の小さな小屋のような 店構えのところで、20~30セディ程度(6~9米ドル)。1軒家で立派なアトリエを構えて紹介で客をとるようなところでは、60セディから90セディぐらい(18~27米ドル)。女性専門、男性専門のテーラーもいれば、男女可というテーラーもいる。