ガーナ
(写真=Thinkstock/Getty Images)

日本企業の東南アジア市場進出が珍しくなくなった現在でも、日本企業がほとんど踏み出さない地がある。それが最後のフロンティア「アフリカ」。まだまだ貧しい小さな市場で、リスクを犯してまで進出する価値がないと判断する日本企業が多いのが実情だろう。果たしてそれは真実だろうか?

オランダのビジネススクール卒業後、企業のバックアップなしに飛び込み、ガーナ 初の オンライン ファッションストアを設立した日本人女性起業家が、正攻法ではいかないからこそ、中小企業にもチャンスがあるアフリカビジネス最前線の模様と共に ガーナの現状を お伝えします。

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アフリカ暮らしは安くない

アフリカで暮らしていると言うと、決まって「生活費、相当安くて済むんじゃない?」と返ってくるがそれはとんでもない誤解だ。コンサルティング大手のマーサーが発表した「2014年世界生計費調査」によると、実は2年連続でアンゴラの首都ルアンダが海外駐在員にとってもっとも物価の高い都市に君臨している。

無論、地元の人と全く同じように生活するならば話は別だが、母国での一般的な生活に近い(電気・水道を確保して、冷蔵庫、エアコン、テレビなどを利用し、地元の限られた食材だけでないものを食べる)ライフスタイルをある程度確保しようとなると、生活費は決して安くない。