(写真=relux)
国の「登録有形文化財」に指定された、歴史と伝統が息づく旅館を8つご紹介します。文化の秋、長い時間を刻んだ旅館で"日本"を見つめる――。そんな旅へと、でかけませんか。
国登録有形文化財の宿 伊藤屋
首都圏 > 神奈川県
(写真=relux)
伊藤屋の創業は明治21年。今から120年余り昔より、湯河原温泉の中央、万葉公園の入り口に佇み続けている老舗旅館です。島崎藤村が「夜明け前」の原案を練った宿としても知られている宿の本館2棟と門柱・石垣が、国の有形文化財にとして登録されています。そんな歴史が息づく場所で、極上のくつろぎをご満喫ください。
旅館 花屋
甲信越 > 長野県
(写真=relux)
長野県上田市の塩田平に位置し、信州最古の温泉としても有名な御所温泉。大正6年創業の旅館花屋は、木造建築1500坪の約8割が文化庁登録有形文化財に指定され、今もなお別所の地にて歴史を留めています。開湯1200年の歴史と古刹の厳かな空気を感じながら、心を清め、のんびりとした滞在をお楽しみください。
よろづや松籟荘
甲信越 > 長野県
(写真=relux)
創業は寛政年間、館の完成は昭和初期という歴史の風格漂う宿がここ、よろづや松籟荘です。館のほか、純木造伽藍建築の大浴場も登録有形文化財に指定されている特別なもの。宿全体から感じられるレトロモダンな佇まいに、どこか懐かしい気持ちを感じられることでしょう。
文化財の宿 新井旅館
東海 > 静岡県
(写真=relux)
明治5年。伊豆半島の中で最も歴史深く、そして日本百名湯にも選ばれている修善寺温泉に、ここ新井旅館が誕生しました。多くの文人墨客が宿泊したこの館は、平成10年に建物の歴史的価値が公に認められ、15棟が国の登録有形文化財となりました。館内に漂うノスタルジックな雰囲気を満喫しながら、くつろぎの時間をお過ごしいただけます。
落合楼村上
東海 > 静岡県
(写真=relux)
中伊豆の美しい森と川に囲まれた老舗旅館、落合楼村上。明治初年に「眠雲楼」として創業し、山岡鉄舟によって「落合楼」の名に改められました。組子細工などの職人技は、今では希少なもの。そのひとつひとつが、この宿が刻んできた歴史の長さを物語ります。はるか昔に想いを馳せて、旅の一日を過ごしてみませんか?
懐石・宿 近又
近畿 > 京都府
(写真=relux)
享和元年、近江屋又八が京にひらいた商人宿。その典型的な京の町家の佇まいを、現代に伝えるのが、懐石・宿 近又です。国の登録有形文化財にも指定されているこの京町屋では、「無形文化財・和食」をいただくことができ、この上ない贅沢な滞在をお約束します。歴史と文化が溶け合うような空間で、心の休息時間をとりませんか。
旅館大橋
山陰・山陽 > 鳥取県
(写真=relux)
昭和7年の創業以来、守り続けてきた歴史と伝統の息づく場所、旅館大橋。建物全体が日本有形文化財に指定されており、至るところで古き良き日本に出会うことができます。「現代の名工」「黄綬褒章」「美食アカデミー賞」など、数々の賞を受賞した料理長が創りだす季節の創作会席を味わいながら、心やすまる旅のひと時をご堪能ください。
名勝 山水園
山陰・山陽 > 山口県
(写真=relux)
三方を山に囲まれ、静かに湯田温泉の地に佇むのがここ、名勝 山水園です。大正時代に別荘として建てられてから昭和時代の増築を経た建物は、いま国の登録有形文化財として指定されています。また、国の登録記念物である日本の伝統的な三種類の庭園、 池泉庭園、露地、枯山水を愛でることもでき、ゆっくりと日本の歴史に触れる旅をお楽しみいただけます。(提供: 高級旅館・ホテルの宿泊予約サイトrelux )
【関連記事】
・
【栃木編】人気観光地の旅館・ホテル9選
・
我が家のような"レジデンスホテル"
・
秋の醍醐味!紅葉がたのしめる旅館・ホテル
・
絶景自慢の露天風呂がある旅館・ホテル
・
プライベート空間で贅沢を!1日1組限定の旅館・ホテル