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投資の基礎
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投資先としての「ネット証券」大手6社比較

ネット証券
(写真=PIXTA)

 個人投資家は投資を行う“手段”としてネット証券を使っているが、よくよく考えてみれば、ネット証券自体も上場企業であることが多く、“投資先”になり得るはずだ。そこで、投資先としてネット証券はどこが魅力的なのかを考えてみることにしよう。

景気敏感株としてのネット証券株比較ーー全体の傾向

 個別の分析をする前に、全体の傾向を見ることにしよう。ネット証券の業績の多くは株式の売買委託手数料に依存している。そのため、景気が上向き、投資家が株式の売買を活発に行うようになると、ネット証券各社の業績も上向き、株価が上昇する。

 逆に、景気が悪化し、投資家が株式の売買を行わなくなると、ネット証券各社の業績は悪化し、株価は下落することになる。実際に、2010年5月から2015年5月までのネット証券専業の松井証券 <8628> の株価の月次変化率と、日経平均株価の月次変化率を示した図からは日経平均株価と松井証券の株価が見事に連動していることが分かる。

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 こうした日経平均などのインデックス指数に対して対象銘柄指数の変化とどれだけ連動しているかを示すベータ値は、先ほどの松井証券で1.142、カブドットコム証券 <8703> では1.132となっている。

 ホールディングスの一部門であるため純粋なネット証券の業績ではないが、ネット証券トップのSBI証券を擁するSBIホールディングス <8473> のベータ値は1.413となっている。つまり日経平均株価が1%変化すると、松井証券やカブドットコム証券では1.1%。SBIホールディングスでは1.4%株価が上下する傾向が見られるのである。

 このように、ネット証券の株価は日本の景気動向に敏感に反応をするため、ネット証券への投資スタンスとしては、これから日本経済が好況に向かうと予想する場合にはネット証券に投資を行い、悪化しそうな場合には売却、もしくは投資を見送るというスタンスをとるべきである。

次のページ>>各社動向——最大手SBI、手数料競争から距離置く松井……

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