株式市場は年明け以降大幅な調整となっています。今年最初の取引となった4日は上海市場でサーキットブレーカーが発動されるなど中国株の急落を受けて日経平均は600円近い下げとなる波乱の幕開けとなりました。
その後も原油価格の下落などもあって下げ続けた日経平均は、昨日に17,000円を下回り昨年1月14日の昨年来安値16,795円を一時割り込む場面もみられました。
このように大幅な調整となった株式市場ですが、配当利回りの観点からみると株価下落で魅力が増しているといえます。こうしたなか投資のヒントでは3月決算銘柄を対象に大型株や中型株の高配当利回り銘柄を取り上げてきましたが、今回は第3四半期決算発表が終わったばかりの小売り企業を中心に2月期決算銘柄で配当利回りが2%以上のものをピックアップしてみました。
そのなかには配当利回りが3%を超えるものが幾つかあるうえ、ローソン <2651> やファミリーマート <8028> といったコンビニ大手も顔を出します。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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