モノポリー,デジタル
(写真=Thinkstock/Getty Images)

世紀をこえて世界中で愛され続けるボードゲームの王者「モノポリー」も、時代の進化とともについにデジタル化。コンタクトレス・デビットカードが象徴的アイテムだった「紙幣」にとって代わることになった。

すべてリーダー読み取り式 資産総額も自動計算

初版は20世紀初頭に米国で発売され、「政治家の私欲が絡んだ不動産売買」という妙にリアリスティックな背景と、ボードゲームのスリル感が大人から子供まで熱狂させ、またたく間に世界中を大ブームに巻き込んだ。日本版は1965年以降発売されている。

今年秋に米国で発売予定の『究極のバンキング(Ultimate Banking)版』では、、プレーヤーは紙幣の代わりにコンタクトレス・デビットカードで支払いを行うなど、小型カードリーダーをフル活用してゲームを進めるという。

米国の製造元であるハズブロは数年前にも同様のデジタルカード・バージョン『電子バンキング版』を発売したが、チップ・アンド・ピン式(カードリーダーに暗証番号を入力するシステム)をモデルにしていたため、プレーヤーからは「面倒くさい」と不評をかってしまった。

新バージョンではデビットカードはもちろん、資産カードやチャンスカードなどもすべてリーダー読み取り式に改善されているほか、資産総額も取引のたびに自動的に増減されるなど、消費者の声に耳を傾けた工夫がこらされている。

アナログファンが気になる「紙幣は永久になくなる?」

価格は25ドル(約2810円)を予定。昔ながらのアナログ版の製造継続については正式なコメントが発表されていないが、現在までに様々なバージョンを発売し、幅広いプレーヤー層から根強い人気を誇る国際的ゲームだけに、今後も新たなシリーズの登場が期待できるだろう。

また「ハンガー・ゲーム」などの製作で知られるライオンズゲートとの提携で「モノポリー」の映画化を検討されているほか、最近では「女の子のキャラクターも重要だ」という8歳の女の子からの苦情から、『スターウォーズ版』にレイ(「フォースの覚醒」に登場したキャラクター)のフィギュアが追加されるなど、時代が移り変わっても話題にはこと欠かないようだ。(ZUU online 編集部)