人材、組織コンサルティング会社、マーサーが「世界生活環境ランキング2016年版」を発表し、日本から東京(44位)、神戸(46位)、横浜(49位)、大阪(58位)、名古屋(62位)の5都市がランクイン。アジア諸国の中では最高水準の生活環境との評価を受けた。

中国からは香港(70位)、台北(84位)、上海(101位)、広州(119位)、成都市(134位)。韓国からはソウル(73位)と釜山(91位)が上位200都市にランクインした。

総合ランキング20位以内の都市は、ウィーン、チューリッヒ、ジュネーブなど生活水準、環境関連のランキングの常連都市が肩を並べており、マーサーの別カテゴリーランキングである「個人の安全度ランキング」でも上位に入っている都市が多い。

「政治、社会情勢」「経済情勢」「メディア環境」「医療、健康への配慮」「教育」など10のカテゴリーから構成された39の評価項目指針に基づいて、世界230都市の生活環境水準を順位付けしたものである。

上位は欧州が並んだ総合ランキング

20位 ストックホルム(スイス)
20位 ルクセンブルグ
18位 ハンブルク(ドイツ)
17位 オタワ(カナダ)
16位 メルボルン(豪州)
16位 トロント(カナダ)
14位 ベルン(スイス)
13位 ベルリン(ドイツ)
12位 ウェリントン(ニュージーランド)
11位 アムステルダム(オランダ)

10位 シドニー(豪州)
9位 コペンハーゲン(デンマーク)
8位 ジュネーブ(スイス)
7位 フランクフルト(ドイツ)
6位 デュッセルドルフ(ドイツ)
5位 バンクーバー(カナダ)
4位 ミュンヘン(ドイツ)
3位 オークランド(ニュージーランド)
2位 チューリッヒ(スイス)
1位 ウィーン(オーストリア)

個人の安全度ランキングにはシンガポールがランクイン

9位 ウェリントン(ニュージーランド)
9位 オークランド(ニュージーランド)
8位 シンガポール
6位 ストックホルム(スウェーデン)
6位 ジュネーブ(スイス)
2位 ウィーン(オーストリア)
2位 ヘルシンキ(フィンランド)
2位 ベルン(スイス)
1位 ルクセンブルク

(ZUU online 編集部)