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(写真=PIXTA)

最近では挙式しないカップルも珍しくないようですが、それでも結婚式は人生における一大イベントです。一生の思い出になるこの結婚式に、一体どれくらいの費用が必要になるのでしょうか。

結婚式の全国平均(推計値)は約352万7,000円

結婚式(挙式、披露宴、披露パーティー)の費用は、全国平均(推計値)で約352万7,000円、招待人数は約72.5人となっています(「ゼクシィ結婚トレンド調査2015 首都圏」調べ。集計対象は、2014年4月~2015年3月の間に挙式もしくは披露宴・披露パーティのいずれかを実施した人。)

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)では約370万7,000円と全国平均(推計値)よりやや高めになるなど、地域によって差があります。

結婚式にかかる費用の平均(推計値)を項目別に見ると、以下のとおりです。

2【OC】今ドキの結婚でかかる費用_図1

最近の傾向として食事や演出に工夫をしたり、披露宴を参列者の参加型にしたりするなど、凝った結婚式が増えてきています。食事や演出などにこだわると費用がかさむため、結婚式の費用は高めになる傾向があります。このため、見積もりを数回とって決めているカップルが多いそうです。

なお、この金額には結納や結婚指輪、新婚旅行など、結婚式の前後にかかる費用が含まれていません。場合によっては新居も必要となるので、ここからさらに費用がかかります。

必要なのは、結婚式の費用だけでない

結婚式の前後は、結納・婚約や新婚旅行にも費用がかかります。この費用を結婚式費用(約352万7,000円)にプラスすると全国平均(推計値)で約460万7,000円です。ちなみに、首都圏平均値は約482万2,000円です。(前出のゼクシィの調査による)。新居にかかる費用は含まれていません。

結婚式の前後にかかる費用の項目はこのようになっています(カッコは首都圏の平均値)。

2【OC】今ドキの結婚でかかる費用_図2