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楽天ウォレットの手数料は高い?送金、入出金手数料など徹底解説

楽天ウォレット 手数料
(画像=ZUU online編集部)

楽天ウォレットはECサイトや銀行、モバイル事業など、さまざまなサービスを展開する楽天グループが設立した暗号資産交換業者です。この記事では、楽天ウォレットを利用するメリットとデメリットをご紹介します。

この記事の概要
  • 楽天ウォレットは各種楽天サービスと連携することで真価を発揮する
  • 初めての方でもレバレッジ取引がしやすい
  • 販売所形式でのみ売買可能なので、取引コストが高くなりやすい
  • 1部の手数料は他社と比べて割高である
まず取引所の手数料について全体像を確認したい方は、以下の記事から見るのがおすすめです!
ZUU online編集部
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楽天ウォレットのおすすめポイント

楽天ウォレットの手数料は高い?送金、入出金手数料など徹底解説
(画像=MaxFrost/stock.adobe.com)

楽天経済圏の暗号資産取引所である楽天ウォレットでは、楽天サービスとの連携によって手数料やポイントの面でメリットを得ることができます。

他社の多くが出金手数料が有料であるのに対して、楽天ウォレットでは保有する暗号資産を楽天キャッシュへチャージすることで出金手数料が無料になります。さらに、楽天銀行口座と提携すれば土日祝日でもリアルタイム入出金が可能となり、ユーザーは時間を問わず、即座に投資ができるのです。楽天サービスとの連携以外でも手数料には特長があり、日本円の入金手数料や売買手数料が無料なだけでなく、プロ仕様の取引ツールを用いたレバレッジ取引も、売買やロスカット手数料、建玉管理料を無料で利用可能です。

ポイント面のメリットも楽天経済圏の利用者にとって大きな魅力です。楽天ポイントは100ポイントから暗号資産へ交換可能なので、余った楽天ポイントで気軽に投資が始められます。また、暗号資産現物を3万円以上購入した場合、その月の楽天市場で買物した際の付与ポイントが0.5倍アップするので、お得にポイントを入手できます。
楽天ウォレットは、楽天経済圏を利用しているユーザーなら、初心者から上級者まで満足して利用できる取引所と言えるのではないでしょうか。

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楽天ウォレットの手数料一覧

楽天ウォレットには現物取引専用の「楽天ウォレット」、レバレッジ取引専用の「楽天ウォレットPro」の2つの取引所が存在します。

手数料一覧

手数料種類 現物取引 レバレッジ取引
売買(取引)手数料 無料(スプレッドあり) 無料(スプレッドあり)
日本円入出金 入金手数料 無料(銀行振込手数料自己負担) 無料(銀行振込手数料自己負担)
出金手数料 300円(銀行口座への出金) 300円(銀行口座への出金)
無料(楽天キャッシュチャージによる出金)
暗号資産入出庫 入庫手数料 無料
出庫手数料 0.001 BTC
0.01 ETH
0.001 BCH
ロスカット手数料 無料
建玉管理料 無料
口座開設 無料 無料
口座管理 無料 無料
解約手数料 無料 無料

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楽天ウォレットの売買手数料

売買手数料は投資家にとって最も気になる手数料といえるでしょう。ここでは、楽天ウォレットの売買にかかるコストはお得といえるのか、他社と比較して解説します。

販売所の手数料

楽天ウォレットの現物取引は、販売所形式でのみ売買可能です。販売所ではスプレッド(購入価格と売却価格との価格差)が実質的な取引コストとなります。売買手数料は無料ですが、スプレッドは各社常に変動しているため、コストを抑えるためにはスプレッドが狭い取引所であるか把握する必要があります。

販売所手数料およびBTC(ビットコイン)スプレッド比較

取引所名 売買手数料 BTCのスプレッド(円) 価格取得時刻
楽天ウォレット 無料 135,561 2022年8月4日 8時45分
DMM Bitcoin 無料 49,222 2022年8月4日 9時27分
bitbank 無料 153,746 2022年8月4日 9時25分分
GMOコイン 無料 155,048 2022年8月4日 11時3分
BITPOINT 無料 182,635 2022年8月4日 13時29分
bitFlyer 無料 183,006 2022年8月4日 9時21分
Coincheck 無料 185,630 2022年8月4日 9時18分

BTCのスプレッドを上記7社で比較した結果、最もスプレッドが狭い取引所はDMM Bitcoinでした。楽天ウォレットは比較した7社中2番目にスプレッドが狭く、最もスプレッドが広いCoincheckとは5万69円の差がありました。スプレッドは常に変動しているものではありますが、楽天ウォレットのスプレッドは他社と比較しても狭い傾向にあることがわかります。

レバレッジ取引の手数料

専用アプリ「楽天ウォレットPro」を使うことで証拠金の2倍の金額で取引が可能です。そんな楽天ウォレットProでのレバレッジ取引の魅力は、売買やロスカットの手数料が無料なだけでなく、建玉管理料まで無料な点にあります。建玉管理料とは、ポジション保有量に対して定期的に徴収される管理料を意味します。例えば、GMOコインでは1日ごとに0.04%の管理料がかかります。このコストを避けるため、レバレッジ取引は短期的な投資が多い傾向にありますが、楽天ウォレットProであれば中長期的な上昇を見越したレバレッジ取引が可能になるのです。

楽天ウォレットでは、初心者から上級者までレバレッジ取引がしやすい取引所といえるでしょう。

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楽天ウォレットの入金手数料

暗号資産投資では、口座のあるアドレスに日本円入金だけでなく、暗号資産を外部アドレスから入金する機会も多いです。ここでは楽天ウォレットの入金手数料について解説します。

日本円の入金

日本円入金手数料

楽天銀行口座提携
(リアルタイム入金)
楽天銀行以外の金融機関での入金
入金手数料 無料(振込元金融機関の手数料は自己負担)
口座反映 リアルタイム(通常) 数分
1回あたりの最小金額 1,000円 -

楽天ウォレットでの日本円の入出金は、楽天銀行口座と提携して行うか、それ以外の金融機関から行うかの2つの方法があります。どちらも入金手数料は無料ですが、口座反映時間や入金の最小金額が異なります。楽天銀行口座と提携している場合、入金はリアルタイムに行われます。入金して即座に取引が可能であることは相場環境が目まぐるしく変化する暗号資産投資において大きなメリットになります。一方、楽天銀行以外の金融機関での入金は口座反映までに数分かかるものの、1円から外部金融機関へ出金が可能なので、小額をコツコツ入金する場合はお得です。しかし、どちらも振込元で支払う手数料は自己負担である点に注意しましょう。

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暗号資産の入金手数料

暗号資産入金手数料

通貨 入金手数料
BTC(ビットコイン) 無料
ETH(イーサリアム)
BCH(ビットコインキャッシュ)

楽天ウォレットは取扱うすべての通貨の入金手数料が無料なので、外部アドレスから気軽に入金できます。外部アドレスで運用している通貨を売買手数料無料の楽天ウォレットで売買するだけでなく、最新のセキュリティ対策が講じられている楽天ウォレットを、暗号資産の保管用ウォレットとして利用するのも良いかもしれません。ただし、送金元が徴収する送金手数料やマイナーへの手数料は自己負担ですので注意が必要です。

楽天ウォレットの出金手数料

日本円を銀行口座へ出金したり、暗号資産を他のアドレスへ送金する際にも手数料が必要です。楽天ウォレットの出金手数料はお得なのか、他社の手数料と比較しました。

日本円出金手数料

日本円出金手数料の比較

取引所名 出金手数料
楽天ウォレット ・無料(楽天キャッシュチャージ)
・300円(銀行口座への出金)
GMOコイン ・無料
・400円(大口出金)
DMM Bitcoin 無料
BITPOINT 無料
bitFlyer 220円~440円(三井住友銀行)
550円~770円(上記以外)
Coincheck 407円
bitbank 550円~770円

楽天ウォレットの出金手数料は、楽天キャッシュチャージを利用すれば無料です。楽天経済圏を利用する場合は積極的に利用したいですね。

暗号資産の送金(出金)手数料

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暗号資産送金手数料の比較

取引所名 BTC
(ビットコイン)
ETH
(イーサリアム)
BCH
(ビットコインキャッシュ)
楽天ウォレット 0.001 0.01 0.001
GMOコイン 無料 無料 無料
DMM Bitcoin 無料 無料 無料
BITPOINT 無料 無料 無料
bitFlyer 0.0004 0.005 0.0002
Coincheck 0.0005 0.005 0.001
bitbank 0.0006 0.005 0.001

楽天ウォレットが取扱う3通貨の送金手数料を他社と比較すると、楽天ウォレットは送金手数料が高めであることがわかります。例えばBTCの場合、1BTC=300万円と仮定すると、1BTCの送金に3,000円相当額の手数料が必要です。これはユーザーにとって大きなコストになってしまいます。

日本円の出金、暗号資産の送金ともにGMOコインやDMM Bitcoin、BITPOINTは無料です。出金や送金を頻繁に行うユーザーはこれらの取引所を利用してもいいかもしれません。

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楽天ウォレットで手数料を抑えるには?

これまで、楽天ウォレットを利用する際にかかる手数料を、他社と比較しながら解説してきました。それでは、ユーザーが手数料を抑えてお得に楽天ウォレットを利用するにはどうすればよいのでしょうか。

楽天経済圏で活用する

楽天ウォレットは楽天ポイントや楽天キャッシュ、楽天銀行との口座提携など楽天サービスと連携することで本領を発揮します。さまざまな楽天サービスを利用して獲得したポイントを暗号資産へ交換し、手数料無料で売買を行い、儲けた暗号資産を楽天キャッシュにチャージする。楽天キャッシュは楽天のインターネット通販や楽天ペイを利用した街でのお買い物にも使用可能なので、この方法であれば日本円の入金すら必要ありません。3万円以上の暗号資産現物を購入した月は、楽天市場の付与ポイントが0.5倍アップする特典も見過ごせません。

楽天ウォレットは楽天経済圏を活用する暗号資産投資家にとって、お得な手数料と利便性を兼ね備えた取引所と言えます。

レバレッジ取引を利用する

楽天ウォレットProでは、レバレッジ取引にかかる多くの手数料が無料で利用できます。売買やロスカットの手数料、建玉管理料も無料なので、レバレッジ取引でも中長期的な投資が可能です。操作も簡単なので、レバレッジ取引を初めての方にもおすすめです。

出金や送金を計画的に行う

楽天ウォレットの出金手数料は楽天キャッシュチャージを利用すれば無料ですが、銀行口座へ出金する場合は330円かかります。また、暗号資産の外部アドレスへの送金には、BTCの場合に0.001BTCの手数料が必要であり、他社と比べて割高です。出金や送金手数料の高さは楽天ウォレットのデメリットですので、頻繁な出金や送金はなるべく避けて計画的に行う必要があります。

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楽天ウォレットのメリットとデメリット

楽天ウォレットのメリット

メリット
  • 楽天経済圏でお得に利用できる
  • 各種手数料が無料
  • レバレッジ取引ができる

楽天ウォレットは、楽天サービスで得たポイントを暗号資産に交換できるだけでなく、暗号資産を楽天キャッシュにチャージして簡単に買い物に利用できる点が最大のメリットです。売買や入金の手数料も無料なので、楽天経済圏を利用するユーザーにとって気軽に利用できる暗号資産交換業者といえます。それに加えて、レバレッジ取引も多くの手数料が無料で利用できるので、初めてのレバレッジ取引をする取引所として楽天ウォレットを選択するのもよいかもしれません。

楽天ウォレットのデメリット

デメリット
  • 販売所形式でしか取引できない
  • 日本円出金と暗号資産送金手数料が高い

楽天ウォレットの最大のデメリットは、現物取引が販売所形式である点です。取引価格にスプレッドが含まれるため、取引所形式の売買に比べて取引コストが多くなってしまいます。スプレッドの負担を避けたい場合は取引所形式のある他社を利用しましょう。また、日本円の銀行口座への出金と暗号資産の送金はともに有料で、特に後者の手数料は高めになっています。出金手数料は回数を重ねるほどにユーザーの負担となるので、出金や送金は計画的に実施しましょう。

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まとめ

楽天ウォレットは入金や売買の手数料やレバレッジ取引に関する多くの手数料が無料であり、多くのユーザーにとって使いやすい暗号資産取引所といえます。さらに、各種楽天サービスとの連携でよりお得に、より便利に利用できます。

楽天銀行口座連携で可能になるリアルタイム入出金や楽天ポイントによる暗号資産交換、手数料無料の楽天キャッシュチャージによるネットや街での買い物など、楽天ウォレットは楽天経済圏を活用するユーザーが利用することで真価を発揮します。

一方で、販売所形式でしか売買できないこと、日本円や暗号資産の出金手数料が他社と比較して高めであることはデメリットとして理解しておく必要があるでしょう。

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