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(写真=Thinkstock/Getty Images)

会計情報サービスのTKC <9746> は6月から、預金やクレジットカード明細からの取引データ収集を自動的に行うサービスを、同社の財務会計システムを利用する中堅・中小企業約22万社に提供する。

TKCのデータセンターを利用したクラウドサービス「FinTechサービス」を経由し、インターネットバンキングやクレジットカード、電子マネーなど全国の金融機関の取引明細データを自動収集し、それを「FX4クラウド」などTKCが提供する財務会計システム(FXシリーズ)に取り込むというもの。正確な仕訳計上を行えるようになるという。

近年、クラウド会計などのFinTechサービスの利用が急速に拡大する一方、企業が同サービスを利用して金融機関の入出金明細などの取引データを会計システムに取り込む場合、データの「取り込み漏れ」や「二重取り込み」、データの「重複計上」などの問題が発生する可能性もあるという。そのため、適正な会計処理を実施するためには、これらのデータを正確かつ効率的に把握した上で仕訳を修正するなど、簿記会計に精通した担当者の対応も必要になる。

そこでTKCが提供するサービスでは、取引明細データを会計システムに取り込む際に(1)自動的に差分データのみを取得する(2)現金預入・引出取引、銀行の口座間振替取引を自動でチェックする(3)カード利用明細書とカード利用時の未払金計上仕訳をチェックできる、などの機能をもたせた。これにより、漏れやダブり、重複計上といった問題を解消できるという。

TKCのデータセンターを利用したクラウドサービス「FinTechサービス」は、2015年4月に提携したマネーツリー社と共同開発したもの。業務提携ではマネーツリーのデータアグリゲーションサービスとTKCの小規模・中小企業向け財務会計システム「e21まいスター」「FX2」の連携、サービスの機能強化のための共同開発などを行っている。( FinTech online編集部

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