投資のヒント,上値余地,割安銘柄
(写真=PIXTA)

日経平均は1日に日銀短観の発表を受けて企業業績への懸念が一気に高まり600円近く下げると三角保ち合いを下に放れる格好となりました。

そして5日に400円近く下げ日経平均は16,000円の節目を下回り、6日には2012年11月以来の7日続落となりました。その後、日経平均は切り返す展開となり本日は大幅高となったものの、16,000円台前半での推移となっています。

こうしたなかPER(株価収益率)からみたバリュエーションで割安となっているものも少なくありません。そこで今回は2017年3月期のコンセンサス予想の1株当たり利益で計算した予想PERが10倍未満で、目標株価コンセンサスが株価を5割以上上回る銘柄をピックアップしてみました。

例えば長谷工コーポレーション <1808> では予想PERが6倍で目標株価コンセンサスは株価を6割上回っています。

hint4-13

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
底値は確認した
会社四季報活用術その2 長期的な業績のトレンドをチェックする
無難な雇用統計、ポジティブ・サプライズISM製造業指数が示すもの
米国企業の決算発表が本格化
中国株 経済指標を睨みながらの展開か 証券株やGDPなどの主要経済指標に注目