最近入社した中途採用社員インタビュー メガバンク出身、鷲見(すみ)大地氏

「freeeがめざす将来を話すとお客様の眼の色が変わる。その瞬間に醍醐味を感じる」

野澤氏(左)と鷲見氏
(写真=FinTech online編集部)

メガバンクで営業をしていた鷲見氏は昨年12月、社会人歴3年目の冬にfreeeに参画した。まず転職の理由、なぜfreeeを選んだのかを尋ねると、面接の過程で会った「人」に魅了されたからだという。

「freeeは大学の先輩が居たこともあって親近感があったので、話を聞いてみようと思いました。人は置かれた環境で成長の度合いが変わると思うんです。自分自身、銀行に勤めながら、『変わりたい、成長したい』と思っていましたが、面接で野澤達に会って、『この人たちと働きたい』『この人達のようになりたい』と思えたんです」

名古屋在住だった鷲見氏は、実は内定前に対面でだれとも会っていない。採用エージェントから求人の提案を受けた後、前職で終業後に3回――人事担当者、野澤氏、社長の佐々木氏と――Skypeを使って面接したという。

「職に不満があった訳でも、一刻も早く転職したいという訳でもなかったんです」という鷲見氏。銀行の仕事でやりがいも感じていたが、日本の消費者が置かれている、お金に関する環境に問題意識を持っていた。また大きな組織で働く上でのジレンマも感じていた。

「社会をもっと良くする仕事をしたいという思いもあって。面談の過程で『ここなら現状をより良いもの変えられるかもしれない』と感じたんです」

入社後、法人セールスを担当していたが、この3月から税理士や会計士など士業のパートナー開拓を担当している。わずか3カ月の異動でさぞ大変だろうが、面白さを感じながら充実した働きぶりのようだ。どういった瞬間にやりがいを感じているのだろうか。

「お客さまにとって良いアイデアであれば即採用されるところに醍醐味を感じます。アイデアが採用されるまでのスピードがとても速い。あとお客さまと話をしていると目の色が変わる瞬間も嬉しい。士業のお客様は(長年なかなか変わらなかった商慣習や各種サービスについて)『どうせ変わらない』と思っている。そこで私達がfreeeでできること、freeeが考えていること、実現しようとしていることをお話すると、新しい未来がイメージできて、その瞬間に顔がガラリと変わる。そこにやりがいを覚えます」

freee株式会社
本社:東京都品川区
代表取締役:佐々木大輔
資本金:62億5619万円(資本準備金含む)
スモールビジネスの各成長段階をサポートするソリューションとして、会社設立から日常業務(経理業務、会計ソフト)、成長の支援(給与計算、従業員管理)を提供。中核となるサービスは「クラウド会計ソフト freee(フリー)」はクラウド会計ソフトのシェアNo.1。起業支援の「会社設立 freee」、給与事務には「クラウド給与計算ソフト freee」、マイナンバーが管理できる「マイナンバー管理 freee」などバックオフィス効率化のために幅広いソリューションを提供している。