マヌカハニー、プロポリス、ロイヤルゼリー……。美容や健康への高い効果で注目されてきたミツバチ関連食品に、また一つ新たな「スーパーフード」が現れました。その名も「ビーポーレン」。今回は、話題のビーポーレンについて、その効果や効能、注意すべき点をご紹介します。
ミツバチが作り出すパーフェクトフード
ビーポーレンは、「Bee=蜂」と「Polle=花粉」を組み合わせて名付けられたもの。ミツバチは採取した花粉を、体内から分泌した酵素で固めて団子状にし、後ろ足に付けて巣まで運びます。ビーポーレンとは、その名の通りこの花粉団子のことです。
もともとは、蜂の子やハチたちの餌として作られたものであり、含まれる栄養素は約90種! 一度にそれだけの栄養素を摂取できることから、「パーフェクトフード」とさえいわれています。
このビーポーレン、ヴィクトリア・ベッカムがSNSで紹介したり、モデルの道端ジェシカが朝食に取り入れていることなどが話題となり、注目を集めました。美容に関心が高いセレブがハマっているだけあり、美肌や健康に対する効果も非常に高いとされているのです。
ビーポーレンを構成する90種類の栄養素とは?
では、ビーポーレンにはどんな栄養素が含まれているのか、見ていきましょう。
まずは、ビタミンA、B、C群など16種類のビタミン類。8種の必須アミノ酸と20種類のアミノ酸に、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが16種類。他に、強い抗酸化物質である「ビオフラボノイド」や、リン脂質の一種「レシチン」なども含みます。
滋養強壮と疲労回復
高機能栄養素を豊富に含むため、体を強くして疲労回復にも役立ちます。
アンチエイジング効果も高い
ビタミンC、Eに加え、ビオフラボノイドには強い抗酸化作用があり、活性酵素の増加を防ぐといいます。細胞の老化を遅らせてくれる働きは、まさにアンチエイジングといえますね!
ダイエット効果
ビーポーレンには整腸作用があり、便秘解消にも役立ちます。また、低カロリーかつ高たんぱくであることに加え、脂肪の燃焼を助けるレシチンを含んでいて、ダイエット効果も期待できるのです。
そのほか、貧血、花粉症、アトピー性皮膚炎などの改善、精神安定の効果もあるようですよ!