任天堂、ストップ高
11日の東京株式市場で任天堂が急騰したとの記事に注目です。一時ストップ高となり、約8か月ぶりの高値を付けています。スマホゲーム「Pokemon GO(ポケモン・ゴー)」が米国で人気化したことが、株価急騰の要因です。このゲームの開発に携わった企業は、任天堂の持ち分適用会社で、任天堂への収益貢献は限定的との見方もあるようです。
しかし、いままでのビジネスモデルを大きく変換した任天堂には要注目だと考えます。なぜなら、任天堂は、「ポケモン」の他にも「マリオ」などの人気キャラクターを数多く保有しているからです。また、ゲームでも課金での売上高だけでなく、位置情報ゲームなので、実際の場所にゲーム利用者を連れてくる力があります。
「Pokemon GO(ポケモン・ゴー)」を共同開発したNiantic Labsの世界で大人気の位置ゲーム「Ingress」では、日本のコンビニ「ロ―ソン」と組んだ実績があります。今後、「Pokemon GO(ポケモン・ゴー)」、も、店舗を数多く保有する大企業と組む可能性が高そうです。その場合、課金収入以外に、企業からも収益化できそうです。
◆任天堂 <7974> 20,260円
相場の福の神 前営業日の日経新聞半歩先読み
自治体動画配信サイト立ち上げ 大日本印刷など などの方に注目!?
◆サイネックス <2376> 798円
始値868 高値920 安値839 終値860 前日比+62 出来高28,800
◆大日本印刷 <7912> 1,165円
始値1,183.0 高値1,203.0 安値1,175.0 終値1,192.0 前日比+27.0 出来高2,983,000
相場の福の神 本日の注目銘柄
前営業日の全市場の新高値・安値、最高値・安値、値上がり・値下がり上位から、藤本が注目の銘柄をご紹介します。
全市場 新52週間高値22、新52週間安値12
◆タカラトミー <7867> 931円
新高値更新 「Pokemon GO(ポケモン・ゴー)」関連銘柄として、人気化。
◆任天堂 <7974> 20,260円
2日連続東証1部値上がり率1位 スマホゲーム「Pokemon GO(ポケモン・ゴー)」人気継続、夜間取引でも更に高騰
◆ノジマ <7419> 1,959円
新高値更新 東証1部昇格、月末TOPIX参入期待
藤本誠之(ふじもと・のぶゆき)
SBI証券
投資調査部シニアマーケットアナリスト
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