「内臓下垂」を改善することは下腹部の引き締め効果につながる
下腹部が出てしまい悩んでいる人は多いものです。一生懸命インナーマッスルを鍛えているつもりが、なかなか下腹部のポッコリが解消しないということはよくある話です。これは内臓脂肪や皮下脂肪が原因でなく、内臓の状態で起こっている現象かもしれません。
胃や腸などの内臓が、何かの原因で下がってしまった状態を「内臓下垂」と言います。その中でも胃が下がっている症状が「胃下垂」、腸が下がっている症状を「腸下垂」といいます。いずれの状態においても消化・吸収機能に影響が出やすくなり、便秘・冷え・食欲不振などのトラブルを招きやすくなります。
「内臓下垂」を少しでも改善する方向に持っていくには、「ドローイング」というインナーマッスル強化法がオススメです。ドローイングの方法は極めて簡単。大きく深く息を吸い込み、お腹をしっかりと引き締めた状態をキープし、「腹式呼吸」を繰り返します。ドローイングでインナーマッスルを鍛え、美しく割れた腹筋をつくる土台を整えましょう。
最も基本的な腹筋強化法「クランチ」「レッグレイズ」で腹筋を割る
食生活を改善し、インナーマッスル強化の意識が定着してきたら、いよいよ「腹筋を割るための筋力トレーニング」が効果を発揮するときです。
腹筋トレーニングにはさまざまな方法がありますが、その中でも最も基本的なトレーニング法が、「クランチ」と「レッグレイズ」です。トレーニング方法としてシンプルな分、最も効率的に腹筋を鍛えることができます。
クランチは、基本的には仰向けに寝た状態から足を椅子などにかけて、息を吐きながらお腹に意識を持って体を丸める動作を行うトレーニングです。レッグレイズは、仰向けに寝て、足を上げながら息を吐いて、下げているときに吸うようにします。クランチは、主に「腹筋の上部」、レッグレイズは「下腹部」を鍛えることができる、と意識しながらトレーニングを行うといいでしょう。
大事なのは集中力と継続、そして工夫です。寝た状態で行う、椅子に座った状態で下腹部に力を入れる、立ち姿勢でお腹に力を入れてみるなど、考えればいくつでも効率化ができそうです。
ちょっとした隙間の時間でも、クランチやレッグレイズを行おうとする意識が、割れた腹筋を生み出すきっかけとなるでしょう。(提供: ヘルスグリッドオンライン )
【オススメ記事 ヘルスグリッドオンライン】
・
プチダイエット&身体リセット! 半日ファスティング
・
上質な筋肉を手に入れるためのハイクオリティ・ストレッチ講座
・
生活習慣病を未然に防ぐ? 遺伝子検査のメリットとデメリット
・
海外から注目される日本のスーパーフード“伝統食品”7選
・
スタミナアップと疲労回復に効果的! 夏こそ「肉食」がおすすめ