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ビジネストリップやプライベートの旅行で1カ月を超える長期滞在をすることがあるビジネスパーソンにとって、「どこに泊まるか」は非常に重要なテーマである。

まず選択肢に上がりそうなのがマンスリー・ウィークリーマンションだろう。たしかに出費は抑えられるが、精力的に活動して帰ってきた身体を癒やすことを考えると、味気ない。

それではホテルはどうだろうか。クリーニングやリネンサービスもあり、内線1本であれこれ相談できる。家具家電が客室に備え付けられているだけでなく、施設によってはジムが使えることもあって魅力的だ。しかし1カ月を超える長逗留ではコストの面が厳しいだろう。

そこで最近注目されているのが、日本にビジネスで訪れている外資系企業のエグゼクティブを中心に人気の高い「サービスアパートメント」だ。

ホテルライクな生活をリーズナブルに利用できる

サービスアパートメントとは、一般的に1カ月から借りることができる高級マンスリー賃貸マンションのことだ。家具・家電、日用品を完備しているだけでなく、賃料によってはコンシェルジュが常駐していたり、フィットネスジムが使えたりする。基本的には水道代、ガス・電気代、インターネット接続費だけでなく、ハウスキーピング代も含まれている。さらに普通のマンション・アパートとは違って、礼金や仲介手数料がかからないのは嬉しい。

セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿(写真=住友不動産)
セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿(写真=住友不動産)

多くの事業者が参入する中で、全国各地でマンションやオフィス・商業ビルなどの建設、開発に従事、高い信頼性を誇る大手総合ディベロッパーである住友不動産も、主に都内で力を入れて展開している。

同社は2016年6月現在、都内でも主要な5区(新宿、港、中央、千代田、文京)で16棟のサービスアパートメントを経営している。気になる価格は、月額の最低賃料が16.73平方mで16万円のものもあるが、多いのは約45平方mで40万円弱といったところだ。これをマンション、アパートの通常の家賃として考えると高いと思われるかもしれないが、果たしてそうだろうか? なぜなら上で紹介したような各種施設・サービスがついているのだし、そもそもこのクラスの客室のホテルに1カ月滞在すれば、40万円程度では収まらないだろう。

たとえば45平方mだと、ホテルの場合ゆったりとしたツインルームのイメージ。同社のサービスアパートメントと同じクラスの内装や設備、サービスのあるホテルなら、1泊5万円程度といったところだろう。一般的なビジネスホテルを選べば1カ月30万円程度で過ごせるかもしれないが、シングルの広さは約15平方m、ツインでも25平方mと一気に狭くなる。広さという点と、ホテルライクな充実したサービス内容から考えれば、フェアというよりむしろリーズナブルと言えるのではないだろうか。

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住友不動産のサービスアパートメントには、「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」「ラ・トゥール新宿ガーデン」「泉ガーデンレジデンス」などがあり、いずれもJR・地下鉄の最寄り駅から歩いて数分の好立地。間取りも1Rから3LDKまであるため、単身はもとより夫婦、家族での滞在にも使えるだろう。

一例を紹介しよう。「セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿」は地上44階、新宿中央公園を南に見晴らす好立地で、都営大江戸線都庁前駅より徒歩5分、東京メトロ西新宿駅より徒歩6分。JR新宿駅までは無料シャトルバスが運行。バイリンガルコンシェルジュが24時間常駐して生活をサポートしている。1Rから2LDKまであり、価格は29万9000円(30.56平方m)から55万円(77.39平方m)までとなっている。また共有施設も充実しており、フィットネスルームはもちろん、キッズルームやゴルフレンジ、会議室も利用できる。

法人での利用、家族旅行、仮住まい……様々なシチュエーションで使える

「たしかに魅力的だが、どういう人が使うのだろう?」と他人事のように思われたかもしれない。しかし何も富裕層と呼ばれる人たちだけが利用しているわけではない。

たとえば法人での利用。企業の人事・総務担当者にしてみれば、長期研修を受ける役職員の宿泊施設としてみてはどうだろうか。

または海外赴任者の住居としても最適だ。外国との行き来が多いビジネスパーソンも、長い間不在にするマンション・アパートを契約して、使わない間も家賃を払い続けるよりも、帰国して使う時だけ契約すればいいのではないだろうか。

ほかにも、自宅の新築やリフォームの間、新しい家を見つけるまでの仮住まいとして、家族での小旅行用に、というのも賢い利用法といえるだろう。

費用は抑えながら、快適に暮らしたいという要望にこたえてくれるサービスアパートメント。一度その魅力に触れたら、きっと利用してみたくなるだろう。