5. 数か月~半年の中長期トレード
前記に紹介した約18週のサイクルを利用すると、数か月におよぶ上昇を利用し、利益を拡大する中長期トレードが可能になる。私が2002年に初めて利益を上げたトレードスタイルがこれであり、一度買い保有に成功すると、数か月以上含み利益が拡大する。この投資スタイルは、成功すると、非常に気分がよく、利益も大きくなる。利益幅が大きく伸びる分、勝率は低くなるので、損切りに耐えながらチャンスを待つ忍耐のトレードといえる。

6. 1年~数年の長期投資
前記に紹介した1.5~2年あるいは3~5年の長期サイクルを利用すると、買いを入れてから1年以上利益を伸ばし続ける上昇に乗る、長期投資を確立することができる。これらの長期サイクルがアップトレンドを形成する根底には、その会社の収益の拡大というファンダメンタル要素が必要だ。長期サイクルの価格上昇の立ち上がりで買いを入れ、トレンドが伸び続ける限り利益の拡大を目指すトレンドフォローと呼ばれる投資戦略が非常に有効だ。

7. 5年以上の長期バイ&ホールド
一旦株価が長期上昇を開始し、その企業が収益の拡大を続けると、時に5~8年の長期サイクルが、いくつも続けてアップトレンドを形成するケースがある。このような株価の長期上昇に乗った時、5年以上の長期にわたりバイ&ホールドを続け、利益を増やし続ける投資を行うことが可能になる。

長期サイクルの株価上昇の立ち上がりで買いを入れ、長期上昇とともに収益が拡大し、出来高も増えて活況を帯びてくれば、とことん上昇についていく形で利益を拡大したい。一度でも、このような長期上昇に乗ることに成功すれば、資金は爆発的に増える。株式投資を行う以上、いつかはこの長期上昇に乗るという気概を忘れないで欲しい。

以上、株式市場に存在するサイクルと、それに合わせた勝つ投資スタイルを紹介した。繰り返して言うが、株式投資は常に同じ値動きのパターンを狙って売買を行い勝つものだ。あなたがいつも違う売買を行っている限り、安定した利益を達成することはできない。早くあなたの狙いを1つに絞り、狙った値動きを捉えることのできる投資スタイルを確立して欲しい。このスタイルが確立された時、あなたの株式投資の本当の利益が始まる。

松下 誠(まつした まこと)
まこと投資スクール株式会社代表取締役
2001年2月に株式投資と商品先物投資を開始。1年半で1,500万円の資金を失うも、諦めることなくトレードを学び、厳格な資金管理とトレードルールを作り上げた。直接指導した投資家は3万人以上に及ぶ。松下誠が運営する投資情報サイト「 インベスターズクリニック