企業, 従業員,ワークライフバランス
(写真=Thinkstock/Getty Images)

「ワークライフバランスのとれた企業ランキング」の最新版が発表され、Apple、アメリカン・エキスプレス、ユニリーバ、ロールス・ロイスなどの大手国際企業が、トップ20に数多くランクインした。対象は英国内に支社を置いている企業で、評価のベースも英国内のものだ。そのためか首位に選ばれたファイナンス部門の人材派遣スペシャリスト、Goodman Massonを始め、20社中14社が英国の企業だ。分野的にはファイナンスとテクノロジーの強さが目立つ。

安心して働ける職場環境から、各従業員の生活背景の支援まで

このランキングは、従業員が仕事と私生活をバランスよく共存させ、勤務外の時間を充実させると同時に、仕事に打ちこめる環境を提供している企業を評価したものだ。

米大手人材派遣会社、Glassdoorの求人サイトに投稿された、利用者および従業員による評価に基づいているため、働く側の本音がわかる「生の企業ランキング」といえるだろう。

トップ20の企業はいずれも「職場環境」「福利厚生」「所得」などの点で、従業員に公平さを提供していると高評価を得ており、様々な企業ランキングの常連になっている。

従業員に充実感を与える最大の要素として、仕事面では「目的意識」「明確な任務」「強い組織価値」、私生活面では「各従業員の生活背景への考慮と支援」「心身の健康の促進」「経済的な貢献」などが挙げられることが多い。

こうした基本的な事柄をきっちりと実行している企業が、実際に現場で働く従業員から高い評価を受けるのだろう。

長年にわたり常に「従業員の面倒見のよさ」で定評を得ている英老舗高級デパート、ジョン・ルイスと、その傘下である高級スーパーマーケット、ウェイトローズが、その代表的存在といえる。