住宅金融支援機構(東京都文京区)は10月1日から新たな長期固定金利住宅ローン「フラット35リノベ」を開始する。
これは一定以上に住宅性能を高めるリフォームがなされた中古住宅を購入する場合、一定期間の借入金利を引き下げるもの。ユーザーが中古住宅を買って性能を高める改修を行った場合も可。金利の引き下げ幅はAプランの場合、当初10年間をフラット35の借入金利から0.6%差し引く。Bプランは当初5年間で、引き下げ幅はAプランと同じ。
性能については、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性などに一定の条件が設けられており、その基準を満たす必要がある。さらに、インスペクション、瑕疵保険の付保などを実施することも条件。
同機構では性能向上リフォームの推進を狙いとしている。まずは「モデル事業」としてスタートし、今回の制度の効果を検証する。(提供: リフォーム産業新聞 2016年08月09日掲載)
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