もうひとつのランキングで異変 レクサス、首位陥落
顧客満足度指数を見たところで、次にアメリカの消費者団体専門誌「コンシューマー・レポート」のブランドランキングを見てみたい。ここの評価は、自動車の走行性能や安全性といった信頼性や保有者の満足度などを総合的に100点満点として分かりやすく見やすくなっているが、日本ブランドがここでも上位の多くを占めている。
1位 アウディ(独・80点)
2位 スバル(日・78点)
3位 レクサス(日・76点)
4位 ポルシェ(独・76点)
5位 BMW(独・76点)
6位 マツダ(日・74点)
7位 ビュイック(米・74点)
8位 トヨタ(日・ 72点)
9位 キア(韓・72点)
10位 ホンダ(日・71点)
ここまでおおまかに見てきたが、顧客満足度指数とブランドランキングトップ10から言えることは、3年連続で首位をキープしてきたレクサスの首位陥落、前々回7位で前回5位だったスバルの2位奪取は注目すべき点だ。
全10部門のうち、7部門のトップを走る各部門の最高評価車種
コンパクトカー部門:スバル インプレッサ
サブコンパクトカー部門:ホンダ フィット
中型車(セダン)部門:トヨタ カムリ
大型車部門:シボレー インパラ
ミニバン部門:トヨタ シエナ
小型SUV部門:スバル フォレスター
中型SUV部門:キア ソレント
高級SUV部門:レクサス RX
スポーツカー(4万ドル未満)部門:マツダ MX-5ミアータ
ピックアップトラック部門:フォード F-150
同調査レポートの車のタイプ別ランキング全10部門中を見ると、何と7部門で日本ブランドがトップを獲得しているのだ。以上の事から日本の自動車ブランド力の強さは健在であると言える。順位を落とした3年連続首位のレクサスやトヨタではあったが、海外においてのブランドの強さは揺るぎないものがあり、まだまだトップクラスだ。(ZUU online 編集部)