JR九州の7つの関連銘柄
さてここでは注目のJR九州上場に伴い、関連して注目されそうな銘柄をご紹介していく。金融・インフラ、小売、娯楽など複数ジャンルをJR九州上場&震災復興に絡めてご紹介していこう。
1.九州フィナンシャルホールディングス <7180>
九州系地銀の有力候補の関連銘柄として注目しておく。九州系地銀の有力候補の関連銘柄として注目しておく。
2.九電工 <1959>
九州本拠だが、首都圏にも展開。足元の業績は好調で五輪関連工事による営業益も大幅増を想定。連続増配中。JR九州関連としても注目。
3.SYSKEN <1933>
九州地盤の電気通信工事業者。熊本震災によって上期受注増による繁忙がみられるようだが、今後は九州の地域活性という分野でも期待される銘柄と言える。ちなみに高配当で割安な銘柄としても注目しておきたい。
4.ヤマエ久野 <8108>
九州を中心に西日本地盤の食品卸売企業。物流情報提供機能搭載の基幹システムを全面活用中。上場が福岡証券取引所である点に注意したい。
5.イオン九州 <2653>
九州全域に総合型のスーパーを展開しているイオン系列企業。JR九州の事業展開による恩恵を受ける小売系企業として注目しておきたい。
6.グリーンランドリゾート <9656>
九州などで遊園地や、ホテル、ゴルフ場などを経営している企業。熊本震災による打撃で一転して減益となっているが、JR九州上場後の地域活性化の恩恵を受け業績回復を期待したい関連銘柄と言えそうだ。
7.スターフライヤー <9206>
北九州空港を拠点とする新興系のエアライン。現在国内線は横ばいだが、今後は巻き返しが期待できる。スターフライヤーの株主優待(割引)とJR九州の優待(割引)をセットで使用する投資家も今後は増えるかもしれない。
谷山歩(たにやま あゆみ)
早稲田大学を卒業後、証券会社において証券ディーリング業務を経験。2級ファイナンシャルプランナー。ヤフーファイナンスの「投資の達人」においてコラムニストとしても活動。2015年には年間で「ベストパフォーマー賞」「勝率賞」において同時受賞。ネットマネーや日経マネーと言った経済雑誌での執筆活動も行う。個人ブログ「
インカムライフ.com
」を運営。