世界の都市総合力ランキング
(写真=Thinkstock/Getty Images)

一般社団法人 森記念財団都市戦略研究所が「世界の都市総合力ランキング2016」を発表した。ランキング1位を獲得したのはロンドンで、5年連続となった。

このランキングは、世界を代表する主要42都市の中から、都市の力を表す主要な6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)と、さらに現代の都市活動を牽引する5つのグローバル・アクター(経営者、研究者、アーティスト、観光客、生活者)の視点に基づき、都市の総合力を評価したもの。

以下で世界の都市総合力ランキングベスト40をご紹介しよう。(カッコ内は前年度順位 数字はスコア)

世界の都市総合力ランキング2016 ベスト40

40(圏外)Jakarta ジャカルタ 595.9
39(39) Mumbai ムンバイ 657.3
38(38) Sao Paulo サンパウロ 737.2
37(37) Mexico City メキシコシティ 751.2
36(35) Fukuoka 福岡 826.4
35(36) Moscow モスクワ 827.5
34(33) Bangkok バンコク 874.3
33(32) Taipei 台北市 876.3
32(34) Kuala Lumpur クアラルンプール878.7
31(29) Milan ミラノ 881.1
30(28) Geneva ジュネーヴ 898.7
29(30) Washington D.C. ワシントンD.C. 906.4
28(20) Vancouver バンクーバー 922.5
27(23) Boston ボストン 927.9
26(22) Madrid マドリード 934.0
25(27) Chicago シカゴ 937.1
24(21) San Francisco サンフランシスコ 954.4
23(25) Brussels ブリュッセル 957.6
22(24) Osaka 大阪 959.1
21(31) Istanbul イスタンブール 959.4
20(26) Barcelona バルセロナ 968.9
19(19) Copenhagen コペンハーゲン 971.5
18(16) Toronto トロント 972.3
17(18) Beijing 北京 981.0
16(13) Zurich チューリッヒ 984.1
15(15) Stockholm ストックホルム 992.8
14(12) Sydney シドニー 1009.9
13(14) Los Angeles ロサンゼルス 1012.5
12(17) Shanghai 上海 1014.4
11(11) Frankfurt フランクフルト 1032.9
10(10) Vienna ウィーン 1053.0
9(8) Berlin ベルリン 1080.8
8(9) Amsterdam アムステルダム 1085.8
7(7) Hong Kong 香港 1098.5
6(6) Seoul ソウル 1133.3
5(5) Singapore シンガポール 1197.0
4(3) Paris パリ 1289.7
3(4) Tokyo 東京 1338.5
2(2) New York ニューヨーク 1384.7
1(1) London ロンドン 1511.5

1位は5年連続ロンドン、東京は3位

ロンドンは5年連続1位を獲得。2位のニューヨークを大きく引き離しており、文化・交流において圧倒的な強みを有している。

2位のニューヨークは総合的には高得点を獲得しているが、居住と環境の2分野のスコアが大きく足を引っ張る結果となった。文化・交流の分野ではロンドンに大きく差をつけられてしまっている。

日本からは東京が昨年の4位から順位を1つ上げ、初の3位を獲得した。海外からの訪問者数の増加などが貢献し、文化・交流のスコアを伸ばした。アベノミクス効果などによる円安の影響もあり、米ドルベースでの物価水準や賃貸住宅平均賃料が下がり、居住のスコアを伸ばしたことなどが要因である。また、交通・アクセスにおいてもスコアの改善が見られた。

東京のGDPも42都市中トップであり、経済における強みを維持していることも、3位となった要因として挙げられる。東京以外の日本の都市としては、世界の都市総合ランキングベスト40に22位に大阪、36位に福岡がランクインしている。

アクター別ランキング

世界の都市総合ランキングと同時にアクター別ランキングも発表された。アクター別ランキングとは、経営者、研究者、アーティスト、観光客、生活者の5つのアクターの視点から評価を行ったものである。

経営者のランキング上位3都市は前年同様、ロンドン、シンガポール、香港となった。東京は、「企業や商取引等の一定以上の集積」の評価は高いが、一方で「ビジネスの成長性」、「ビジネスの容易性」のスコアが低く、7位に留まった。

研究者のランキングでは、上位3都市にニューヨーク、ロンドン、東京がランクインした。東京は世界トップ200大学や主要科学技術賞受賞者数、外国人研究者の受け入れなどのスコアが低く3位となった。

アーティストのランキングでは、パリ、ニューヨーク、ウィーンが上位3都市となった。パリは文化的刺激、日常生活の環境が高いスコアとなった。東京は7位となった。

観光客のランキングでは、ロンドン、パリ、ニューヨークが上位3都市となった。東京は食事、買物で高い評価を得て5位となった。

生活者のランキングでは、パリ、ロンドン、ニューヨークが上位3都市となった。東京は購買環境のスコアが上昇したことで、6位となった。

今回の結果では東京が世界の都市総合ランキングで初の3位を獲得しており、2位とのスコアの差も小さい。今後は東京オリンピックなどのビッグイベントも控えているので、さらに順位が上がることを期待したい。(ZUU online 編集部)

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