カーローン,審査,コツ,基準
(写真=PIXTA)

マイカーの購入は、大きな買い物であるだけにあれこれと頭を悩ませることが多い。車種はもちろん、ローンの金利や今後の人生設計も見直す機会になる。ご存知の通り、カーローンは、お金を借りる行為である。まずは、どの車を選ぶかよりもどこでローンを組むかというのも慎重に選ばなければならない。

金利の低いカーローンを見つけたら、次は申し込みだ。そこで誰しも「審査」を受けることになる。せっかく低金利のローンを見つけることができても、審査に通らなければローンを組むことはできない。思いもよらず、審査に落ちてしまっては憧れのマイカーの購入が遠のいてしまう。

しかし、審査に通りやすいローンに飛びついてしまうのも危険だ。後で後悔をしないためにも、しっかりと知識をつけ検討してほしい。今回は、カーローンの審査に焦点をあて、審査基準や審査に落ちないコツをまとめた。


マイカーローンの審査基準とは

カーローンは自動車購入を前提としたローンであるが、他のローンと同じ審査基準がある。

まず、信用情報というものがキーになる。信用情報とは、一言で言えば「その人にお金を貸しても大丈夫か」という基準である。あなたに関する、あらゆるお金の情報を調べられることになるのだ。他のローン状況や借入状況、支払いの遅延がないか等過去の情報を調査することになる。

過去に何らかの理由で、マイナスなポイントがあれば審査に影響を与えることは間違いない。一度そうしたことがあった場合でもずっとローンが組めないということではないが、一定期間が経つまで新たにローンを組むことができないか、融資を受けることのできる金額に影響を及ぼすことになる。

それに加え、継続的に安定した収入があるか、というのも審査の際の基準である。当然、返済能力がないと見なされれば、融資を受けることはできない。また、勤務先の情報も審査において考慮される。一般的には上場企業や公務員など安定した基盤のある勤務先の方は、審査に通りやすいと言われている。

よくある審査に落ちた原因とは

審査に落ちる原因は、ある程度決まっている。先ほどの審査基準でも触れたように、まず何よりも信用情報がクリーンであるか、というのは大前提であると言える。過去に、支払いの遅延があったり、返済できなかったということがある場合には審査は難しくなる。そうした場合には、期間をおいて申し込みを行うか、すぐに車が必要な場合にはカーシエアリングなどの選択肢を考えるのも一つの手である。

また、年収に対して希望額が大きすぎる場合にも審査は難しくなる。自身の年収にあった金額帯の車を選ぶことで、融資額を減らすことができないか検討しよう。

勤務先については、やはり勤続年数が肝になる。転職をしたばかり、設立したばかりの会社である場合には、不利になることは言うまでもない。

複数社に申し込みをするのも、審査が通らない場合によくある失敗だ。複数社に申し込みをした場合、その記録も残ることになるため「他で審査がおりなかった」というマイナスポイントが付いてしまうことになるのだ。

カーローンの審査に通るためのコツ

では、実際にカーローンの審査が通すために、できることはなんだろうか。

まずは、自身の信用情報をクリーンにしておくことだ。現在遅延状態になっているものがないか、過去にあった金融事故からどれくらい期間が空いているかを確認しよう。

次に、可能な限り融資額を少なくするという方法がある。つまり、カーローンにおいては頭金を可能な限り多くすることで、それらに対応できる。頭金を多く設定することで、審査に通りやすくなることに加え、自身が返済していく利息部分についてもかなりの節約が期待できる。余裕資金があるのであれば、可能な限り頭金を入れることも選択肢の一つだ。

そして、何より情報を集め自身の年収でローンに通った実績があるのかというのを調べるのも大切になってくる。中には、「審査に通りやすい」とされるローンも存在する。そうした情報収集も怠ってはいけない。

審査に通りやすい自動車ローンとは

一般的に、銀行系のローンは金利が低い分、審査が厳しいと言われている。もし、あなたが先述した審査基準に問題がないようであれば、まず銀行系のローンに申込みを行ってみるのはありである。しかし、少し不安がある場合には審査に通りやすいローンを見つけておくべきだろう。

カーディーラーのカーローンは、審査に通りやすいとも言われている。その理由は、自社の信販会社を利用するため、「売る」ことを前提に審査をするからだ。車がどうしても必要で、他の金融機関での融資が難しそうと感じているのであれば、ディーラーローンを試してみるのも手である。

通常カーローンには保証人が不要なものが多い。そうしたところで審査に通らない場合で、保証人として収入が安定している人を立てられるのであれば、再度違う金融機関で申し込みしてみてはどうだろうか。

審査に通りやすいローンの注意点

しかし、審査が通りやすいローンというのは落とし穴がある。一概に全てが悪いものだとは言えないが、設定されている金利が比較的高めに設定されている場合があるのだ。

もしくは、金利は低い場合でも、保証料として一定の金額を信販会社等に支払うといった場合もある。結果的に、車両代金以外にかなりの金額を支払うことにならないよう、飛びつくのは禁物である。

また、基本的なことだがこちらも融資をしてくれる会社を審査する必要があると言えるだろう。どこの審査も通らなかったが、融資してくれる会社がぽんっと現れた場合には最善の注意が必要である。審査に通りやすいことを謳っている業者には要注意だ。貸金業者は、金融庁への登録が必要である。正規の会社であるかどうか、少しでも怪しいと思う業者へは申し込みをしないことが身を守ることになる。つまり、お金を借りる存在として信頼できるかというのも自身で判断していく必要がある。

厳しい言い方だが、審査に通らないということは車を所有できる状態ではないとも言い換えることができる。車を所有すれば、ローンの返済ではなく様々な維持費がかかる。マイカーを持つ、目的を明確にし、自身の生活になった車、カーローンを選んでほしい。

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