国宝『久能山東照宮』徳川家歴代15代将軍鎧甲冑 夢のそろい踏みプロジェクト
(写真=プレミアムジャパン)

徳川家康といえば言わずと知れた、1603年に江戸幕府を開いた初代将軍。戦乱の世に終止符を打ち、彼が開いた江戸幕府はおよそ260年にも亘って続くことになります。大河ドラマなどでよく出てくる家康ですが、今は現在放送中のドラマ「真田丸」にて、内野聖陽さんが演じている家康公を思い浮かべる方も多いのでは。

さて、家康公が祀られている久能山東照宮がプロジェクトオーナーを務める、「徳川家歴代15代将軍 鎧甲冑(よろいかっちゅう) 夢のそろい踏みプロジェクト」という、歴史好きには興味深い企画がスタートしているのをご存知でしょうか?

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家康公を祀る久能山東照宮では、徳川家歴代将軍の甲冑が63領も保存されており、「徳川15代将軍の甲冑が揃うのは久能山東照宮しかない」と言われています。

しかし、神社甲冑の維持や修復にかかる費用は、なんと1領につきおよそ1000万円。文化財に指定されたものは国や県や市からの補助金が交付されますが、それでも1領につき500万円くらいかかるのだとか。

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久能山東照宮の宮司の落合偉洲氏は、「家康公が眠る、国宝『久能山東照宮』には、国内で唯一、徳川家歴代15代将軍のすべての鎧甲冑が保存されています。しかしながら長い年月で鎧甲冑は劣化し修復されていない為、皆様にお見せすることができません。鎧甲冑の修復には膨大な費用がかかり、このままでは静岡や日本が誇る貴重な文化財が朽ち果ててしまいます」とコメントしています。

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今回、クラウドファンディング「BOOSTER(ブースター)」を通じ、鎧甲冑の修復費用を募集し、最終的には「徳川家歴代15代将軍の鎧甲冑そろい踏み」の実現を目指すそうで、プロジェクト第1弾は、徳川家康公最後の未修復甲冑「白檀塗具足(びゃくだんぬりぐそく)」の修復費を募集しています。

リターン内容は、「プロジェクト記念切手&ポストカード」や、幕府(徳川家)御献上品「三川内焼湯呑セット」&「修復後等身大甲冑ポスター」など、様々な品物が用意されています。こちらのプロジェクトに興味を持たれた方は、ぜひHPを覗いてみてくださいね。

「国宝『久能山東照宮』徳川家歴代15代将軍鎧甲冑 夢のそろい踏みプロジェクト」

第一弾 家康公よろい修復費用支援金募集
プロジェクトオーナー:久能山東照宮
募集期間:2017年2月5日(日)まで
目標金額:500万円
https://www.booster-parco.com/project/130

(提供: プレミアムジャパン )

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