1月13日、大手米銀行の第4四半期決算が発表され、おおむね予想どおりの好調なパフォーマンスが報告された。中でも快進撃を見せたのはJPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカだ。

昨年の不正口座開設問題で信用が一気に低下したウェルズ・ファーゴは、通期収益でかろうじて3%の上昇を見せたものの、第4四半期決算は惨敗。しかし大口銀行業務部門とウェルスマネジメント部門の売上が伸びていることなどから、回復の期待はもてそうだ。

純利益最高記録更新のJPモルガン、ウェルズ・ファーゴは信用回復に専念