先月からスタートした3月期決算銘柄の第2四半期決算発表も先週で終わりましたが、決算発表終盤で決算を発表した銘柄でもアナリストの業績予想や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。
そこで今回は2月9日から14日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算後に2社以上から目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが多かったのが、ミネベアミツミ <6479> とTHK <6481> で、ミネベアミツミは通期の営業利益を上方修正したことに加え自社株買いを発表したことが、そしてTHKは通期の営業利益を上方修正したことで3社が目標株価を引き上げています。また、ニコン <7731> は通期の営業利益を下方修正し決算発表翌日の株価も急落しましたが、決算後に2社が目標株価を引き上げています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク】
・
ドル円相場だけが間違っている
・
トランプ大統領の規制緩和で恩恵を受ける金融機関は?
・
【決算メモ】ブロンコビリー(3091)
・
雇用統計結果報告
・
先週の米国株式市場-主要3指数は高安まちまち-