春先ごろは、閑散としていた新興市場ですが、6月にはいりアベノミクスの新経済戦略がだされると、息を吹き返したのかこのごろは、テーマ性のある銘柄の突発して勢いがでている感じがします。新興市場は、東証などのようにアナリストがレポートやレーティング(格付け)を出しているものが少なくまだまだお宝銘柄が眠っているといわれています。

じけんの会社概要について

じげんは、平成18年6月、株式会社ドリコムとリクルートグループのジョイントベンチャーとして設立され、その後平成20年にライフメディアプラットフォーム事業を開始してからその事業に注力するため、平成21年2月に株式会社ドリコムにドリコムブログ事業を売却し、9月に商号をじげんにしました。その後平成22年5月には、インターネット・携帯端末等のネットワークを利用して広告、研究開発を行うことを目的としてじげんホールディングスを設立しています。そして去年、平成25年11月22日東京証券取引所のマザーズ市場に上場した証券コード< 3679 >の会社です。設立してから8年目、上場はまだ1年足らずというこれからの成長に期待したいこれから歴史を作っていくであろうという若い会社です。

ライフプラットフォームとは?

じげんは、ライフプラットフォーム事業に着目してビジネスを行っている会社です。ライフプラットフォームとは、生活するのに欠かせない、就職、すまい、結婚、旅行、車などをライフイベント領域ととらえて、その領域に特化したサイトの運営を行っています。ライフイベントの領域に特化したサイトをじげんでは、EXサイトと呼んでおり、このEXサイトでは様々なメディアや企業の情報が一括して、検索、応募、問い合わせができるようになっています。こういったサービスを特化して事業を取り組んでいるのが、じげんのライフプラットフォームです。これを強みに事業を拡大している会社です。(じげんHPより一部抜粋)

前期決算結果と来期予想について

じげんは3月期決算銘柄です。今年6月に発表した平成26年3月期の決算の結果は、売上高19億2,717万(前年同期比64.4%)、経常利益9億657万(53.3%)、当期利益が5億3,628万(50.3%)と大幅な増収増益となりました。これは、今までの業績からみても過去最高の推移となっています。大手顧客との提携や、提供コンテンツのマッチングの精度やサイト機能等の改善を行ったことやユーザビリティの向上を行ったことにより売上げが伸びたようです。また、じげんは創業時以来7年連続で増益をだしている黒字会社で成長をしています。来期は、成長戦略として3つの矢を掲げ、平成27年3月期予想の売上高は、27億1,800万円、営業利益11億9,900万円とさらに増収増益となる見込みを掲げています。