東京都議会議員選挙まであと3カ月。6月23日告示、7月2日投開票の予定だ。「選挙ドットコム」が過去最大級という2万2500人あまりの都民に電話調査して発表した都議会(全127議席)選挙の予想では、「都民ファーストの会」が66議席で過半数、自民党は22議席という結果になった。自民党は前回の59議席から30議席以上も失うという事態で、公明党(予測は23議席)より下位の都議会第3党に転落してしまいそうだ。

この予測の前提条件は、「都民ファーストの会が東京都全選挙区(42選挙区)で立候補者を擁立する」、「2017年3月3日現在の後任候補予定者で予想」の2点だが、まだ公認候補者が不在の選挙区も多くあるのが現状だ。定数127議席の東京都議会は現在、自民党59、公明党23、民進党15、共産党17、生活者ネットワーク3、維新の会2、みんなの党7、無所属1という勢力図だ。

存在感を見せずにいる会派は埋没か