米政府が開示したホワイトハウス高官の財務情報は、トランプ政権が「米史上最も裕福な政権」といわれるにふさわしいことを改めて証明した。

ワシントンポスト紙は「どう控えめに見積もっても総額50億ドル(約5524億円)を超える」と評したトランプ政権高官の資産総額と比較すると、オバマ政権の高官の資産総額は4分の1にも満たなかったという。

トランプ大統領の長女イヴァンカ・トランプ氏とその夫であるジャレッド・クシュナー上級顧問の資産は、実際7億ドル(約775億8800万円)を超えるとも報じられている。

年収だけでも300億円を超えるトランプ大統領の娘婿夫妻

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

新たに発表された財務情報はトランプ大統領とマイク・ペンス副大統領をのぞく政権高官約180人の、今年1月の就任時の資産を自己申告したものだ。

過去の職歴・報酬・収入・負債から配偶者の収入までの情報が記載されているが、事業資産や就任にともない売却した資産は含まれていない。つまり実際の資産は開示情報をはるかに上回る可能性が考えられる。

ホワイト・ハウスの無料アドバイザーへの就任が発表されたばかりのイヴァンカ・トランプ氏と、その夫であるジャレッド・クシュナー上級顧問の資産は、最低でも2億4000万ドル(約266億160万円)。不動産および投資事業による資産が中心だ。

しかしAP通信の報道によると、クシュナー上級顧問は就任にともない58の事業や持ち株を含む相当な額の資産を売却している。そのため実際の資産は7億ドル(約775億8800万円)を超えるのではないかとの憶測も飛び交っている。

クシュナー夫妻の2016年の総所得は最高2億8000万ドル(約309億3440万円)。夫人は5000万ドル(約55億2400万円)相当の事業と最高2500万ドル(約27億6200万円)相当の株を所有している。

「億単位の資産、所得が当たり前」のトランプ政権高官